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2009/8/30 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/91074
今月30日の衆院選投票日。投票時間は全国一律で午後8時が締め切りとばかり思っていたが、そうじゃなかった。総務省のまとめによれば、実に全国の自治体の3割が終了時間を午後6時や午後7時に1〜2時間繰り上げるという。鹿児島や秋田ではほぼ9割が終了を早める。
投票時間を決めるのは、各市町村の選挙管理委員会で、公職選挙法では、特別な事情があれば投票終了時間を最大4時間まで繰り上げが可能。繰り上げを決めた自治体は、「期日前投票が浸透してきた」とか、「投票事務に携わる職員の人件費削減」と理由を説明している。が、素直に納得していいものか?
「苦戦が伝えられる自民党の悪あがきじゃないか」という見方も浮上しているのだ。
「国政選挙といっても市町村の選管が事務をやるわけですから、そこには予算を握っている市町村議会の意向が反映される。市町村議会の多くで自民党は与党ですから、無党派層の投票率を下げたい自民が何らかの圧力をかけたと思われても仕方ありません」(地方議会関係者)
だいたい、「人件費削減」が“特別な事情”にあたるのかどうか。立正大教授の金子勝氏(憲法)は「民主主義の下であってはならないこと」と、こう怒る。
「投票時間は、国民に最大限の便宜を図ることになっている。特別な事情とは、自然災害や大事故など不可抗力の理由だけで、費用を問題にするのは役所の身勝手。国民主権を否定する行為ですよ」
自民党がまさか「投票時間」にまで口を出すとは思いたくないが、今や、あの醜いネガティブキャンペーンをやる何でもアリの政党に堕(お)ちているからなあ……。
(日刊ゲンダイ2009年8月27日掲載)
2009/8/30 10:00 更新
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