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8月30日8時0分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090830-00000040-sph-soci
衆院選は29日、選挙戦最終日を迎え、各候補者が懸命に支持を訴えた。猛烈な逆風の中、大幅な議席減も伝えられる自民党。首相経験者ながら厳しい戦いでボーダーライン上に立たされている森喜朗元首相(72)=石川2区=と福田康夫前首相(73)=群馬4区=も必死に「最後のお願い」を叫んだのだが…。
頂点に達した危機感のせいか、それとも40年間守り抜いた議席への執念なのか。森元首相が最後の最後でほえた。
「(相手候補は)女性を売り物にして選挙をしている。顔で政治ができるのか。バカな選挙を押しつけられている」
民主党の田中美絵子氏(33)と「デッドヒート」と伝えられたまま迎えた最終日。森氏は石川県小松市の街頭に立ち、日焼け顔でマイクを握った。「(田中氏は)無理やり『選挙に出なさい』と言われたんじゃないか。こんなおかしな選挙にしたことを、皆さんは甘んじて受け止めているのか。石川県の皆さんの良識が問われている」。森氏はそう有権者に呼び掛けると深々と頭を下げた。直前の遊説では、街宣車の助手席から身を乗り出して猛アピール。報道陣がカメラを向けると「撮るんじゃない!」と一喝し、「面白おかしくするな。選挙は命懸けなんだ」と諭すシーンもあった。
相手の田中陣営は、小沢一郎代表代行を迎えての総決起集会。「弱い者いじめの政治をやめなければ」と訴えた田中氏を、小沢氏は「ここで勝てば本当の意味で政権交代を実現できる」と激励した。
一方、首相経験者として同じく激戦を強いられている福田氏は、JR高崎駅前で「最後のお願い」。首相時代を含めてクールで物静かな印象の同氏だが「変な風を吹かす迷惑な“やから”を吹っ飛ばしましょう」と大声で訴えた。初めて受ける逆風に「マスコミも応援してくれない孤独な戦いです」と嘆き節も。関係者によると、選挙戦で足を運んだ企業では「どうか助けて下さい」と必死に訴え、28日には、昔から肩にかけることを嫌がっていたいうタスキを今選挙戦で初めて装着する気合も見せている。
対する民主党・三宅雪子氏(44)は「雪子コール」の中で「明日、逆転のドラマを起こしましょう」と支持者に訴えた。
福田赳夫元首相のもとで力を付けた森氏。そして森氏のバックアップで首相の座を射止めた福田氏。盟友でもある2人の総理経験者の、なりふり構わないラストスパートは果たして功を奏すのか。
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