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官僚作成の文を棒読みする我が国の政治家の演説、ましてや漢字の読み違いする演説にそっぽを向くのは当然である。
http://www.asyura2.com/09/senkyo70/msg/155.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 8 月 30 日 13:25:27: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu198.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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リズム感に乏しい日本語を、官僚作成の文を棒読みする我が国の政治家
の演説、ましてや漢字の読み違いする演説にそっぽを向くのは当然である。

2009年8月30日 日曜日

◆本を読むのが早い人は、文字から意味へと直接変換ができるらしい 3月13日
http://anond.hatelabo.jp/20090313134555

本というか文字を読むのが早い人というか、本をたくさん読む人と、そうでない人の違いというのはずばり「文字から意味(イメージ)への直接変換ができるかどうか」にあるのだそうだ。それができるかどうかで、全然読む速度が違ってくる。

そうなると、特に表意文字である"漢字"と言うのは、もはや読み方など関係なく、文字だけで意味を拾えてしまうのでやはりこの場合は漢字の読み間違いなどは関係なく意味が読めてしまう。

これができない……読んだ文字を一度頭の中で再生して、それで意味を読んでいる人にはイメージしにくいかも知れないので例を出すと「中国語と日本語で漢字は同じで意味は同じで筆談である程度話ができてしまう」と言うことがある。このときには発音は関係なく直接文字から理解しているのであるが(むしろ読み方が違うので発音すると通じない)これを常にやっていると言ったらわかるだろうか。

そうなると、一度脳内で読み上げてるとオーバーヘッドがあるなしでは全く読む速度や効率が変わってくるのである。また、音声に変換する手間だけではなく、入力デバイスたる体から脳へつながる神経の帯域幅は、おそらく耳よりも目のほうが圧倒的に広く、入力できる情報量は目の法が圧倒的に多いはずだ。もしかしたらつながっている部位も処理の方法も異なって、直接入力ができる人と、頭の中で描いているイメージすら異なるかも知れない。

パソコンに例えると、ビットを直接ストリームで送れるデジタル通信と、一度音響カプラで音声に変換しなければならない通信との違いと言ったら(一部の人には)わかりやすいだろうか。

おそらく麻生氏を初めとした「意味は読み取れるけど発音すると上手くできない」人はそういう脳の構造になっているのではなかろうか。

もちろん中には異常に高性能で超広帯域でつながった音響カプラを持っていて、脳内で超高速音声通信を可能にしている専用回路を持つ人もいるかも知れない。そういう人はおそらく読み上げる文章を書く仕事をしているのではないかと思う。つまり脳内で言葉の響きをシミュレーションできる人だ。たとえば劇作家とか、脚本家とか、放送作家とか。

そして、優秀なスピーチライターとか。

日本の政治家の演説は何故つまらないかについて - スピーチライターに求められる能力
日本には答弁書を書く役人や政策秘書はいても、スピーチライターと言うのはあまり聞かない。これは何故かというと、スピーチライターに必要とされている能力が、政策を策定するために大量に文章を読んで咀嚼する能力と、言葉に出して読む、響きがいい言葉を音楽のようにつなげる能力は、わりと相反するからではないだろうか

しかし、日本語は漢字という表意文字を用いる言語である。そのため、政治に携わる者、エリートとして国を動かす者などは、どうしても自然と言葉を頭の中で響きよくシミュレーションする能力ではなく、言葉を意味に直接変換する能力が強くなっていってしまう。意識せずに当たり前に文章を読み、文章を書くと、文字から直接意味を読み取り、意味を込めた文章を紡ぐ。しかしこれではどうしても響きのよい言葉は生まれにくいのではないだろうか。

また、下手をすれば、文章を一度音声に変換してから理解するように、耳で聞いた音を一度言葉に直してから意味に変換している可能性はないだろうか。もしそうだとすると、音から直接意味を拾うことのできる人とは、頭の中で描いているイメージすら異なるかも知れない。また、これだと声に出して呼んでも一度脳内で文字に変換しているため、上手く処理できないのではないか。

さらにこれは、政治家だけの問題ではなく、どうしてもスピーチが堅く強ばったものになってしまう人に共通すると思う。

では、以上の仮説からスピーチをよくするにはどうしたらいいのか。当然それは音楽のように響きを組み合わせてスピーチを作れるスピーチライターを呼んでくる、と言う解決策もあるだろうが、それはすぐにできるわけではない。

ならどうするか。それは、文章を書かない事ではないかと思う。

つまり文章を書くのではなく、ICレコーダでも何でもよい、声に出して文章を作り録音し、それを編集することで原稿を作る、つまり口述筆記だ(いや、この場合は筆記は最後にしかしないのでこ筆記ですらないかもしれない)。こうすれば自然と音声でスピーチが作成できるし、文章を読み上げているような堅い文章にはならず、音声で相手に届くものができるのではないだろうか。

いかがだろうか。


◆オバマ次期大統領の名演説・英語と日本語の違い 2008年11月18日 網干より
http://aboshiyori.blog.eonet.jp/httpaboshiyoriblogeon/2008/11/post-d9ba.html

住宅密集地のせいか、秋の虫の声を聞くことがなくなり寂しい思いをしている。一茶によると虫の鳴き声にも上手下手があるらしい。虫の種類によるのか、人間の精神状態によるのかは分からない。「なく虫」を「政治家」に読み替えると面白い。

 オバマ氏をはじめ米国政治家の歴史的名演説は言われるが、日本の政治家の名演説については聞いたことがない。これをもって「日本の政治家は演説が下手だ」と断じるのは間違い。言葉の性質が違う、欧米語は「リズム言語」で語や文の抑揚が明確である。日本語を初めて聞いた外国人は異口同音に「日本語は単調」と言う。抑揚感あふれる語に馴染んだ人には日本語を話す人は、無感動、無表情に見え、社交性がないと言うことになるのだろう。

 「英米単語のアクセントを間違えたら、彼らには分からない」という迷信を信じている人が多いが、名詞は兎も角、長い副詞や形容詞などで後ろにアクセントがあるものは、第一音節を強める語と結合するときは、それが移行することがある。「ジャパニーズ ピープル」は言いにくいので「ジャパニーズ ピープル」とリズム化される。

 日本語は表意文字から成り立っているので、読んだり書いたりする時に独特の美しさが発揮される、特に文語の詩や文は声にしても得も言えぬ味わいがある。50年以上、聖書を読んでいるが口に出るのは一昔前の文語聖書の言葉である。「幸いなるかな・・・・」と「あなた方は幸いである・・・・」を比較すれば納得いただけると思う。外国映画の字幕に出る聖書の言葉が文語体になっているのはそれなりの理由があると思う。

 リズム感を重視する欧米語は聞いていても心地よい、それに個性が加わると聴衆は感動し熱狂する、名演説が生まれる。リズム感に乏しい日本語を、官僚作成の文を棒読みする我が国の政治家の演説、ましてや漢字の読み違いする演説にそっぽを向くのは当然である。

 話し言葉としての感覚的魅力を欠く現代日本語を用いて話さなければならない人たちの中に牧師がいる。毎週日曜日、約10000のプロテスタント教会では、同数の牧師たちが「話すこと」に生命を懸けていることはあまり知られていない。話芸で飯を食っている中では最大の数である。米国の多くの神学校では「演劇」が必修科目になっているそうだ、話す技術を重視しているからだろう。説教も演技(パフォーマンス)の一つと割り切っている米国合理主義もあるのだろう。

 かつて名説教家と言われた人の中には、寄席通いを絶やさなかったと言われる人たちがいる、日本語にリズム感を与えるため「引き語り」や講談、浪曲調、演歌風の演技を取り入れるのも悪くはない。聖書には豊富な内容と教えがあるから自信を持って大胆な表現法を用いれば楽しんで教会に行く人が増えるだろう。オバマ氏の名演説を聞きながら、そんなことを考えました。


(私のコメント)
選挙もようやく終わりましたが、半世紀以上も続いてきた自民党政権がいよいよ崩壊する。崩壊の引き金を引いたのは小泉政権であり、刺客を送り込むような政党ではなかったはずだ。小泉純一郎は稲川会系の国会議員であり後援会長が稲川会のれっきとしたヤクザだった。そのような人物が首相になって6年近くも政権を握っていたらどうなるかは、結果は今日の選挙で分かるだろう。

森喜朗元総理も清和会の重鎮として自民党の黒幕として活躍してきましたが、今回の選挙は厳しいようだ。森元総理は小泉、安倍、福田、麻生と次々と総理として引き立てましたが、どれもカスばかりで1年ともたない内閣になってしまった。私も期待はしてきましたが、村山談話や河野談話を継承すると言ってみたり、靖国神社を参拝を見送る腰抜けではいっぺんに支持する気を無くしてしまった。

最終的には自衛隊の田母神航空幕僚長を罷免するにいたって自民党を中道左派政党だと看做すに至った。左派政党であることと親米政権である事とは矛盾しない。東京裁判は左派の歴史観を日本人に植えつけたものですが、自民党は東京裁判史観を肯定している。だから村山談話を肯定しているのだ。東京裁判史観はアメリカが植えつけたものだ。

だから自民党政権が崩壊して民主党政権が出来ても、私から見れば同じ事であり、民主党へのネガティブキャンペーンをしている人がいるが、自民党も民主党も親中親韓の政党であり親米の度合いが多少違うだけだ。だからこのまま自民党政権が続いても外国人参政権や人権擁護法案などのおかしな法律が親中親韓勢力によって作られて行くだろう。森元総理の韓国の美人女優とのツーショット写真を見れば分かるでしょう。

日本には本来の意味での本物の保守政党が無い。東京裁判史観を植えつけてきたのは日教組だと言うよりも自民党政権なのだ。だから新しい歴史教科書を作ろうとしても自民党の親米派がそれを潰してしまう。岡崎久彦氏が反米的な内容を書き換えてしまった事がそれを物語っている。

本来の保守派は大東亜戦争をアジアの解放戦争とみなしているし、米英仏欄の帝国主義をアジアから駆逐した。だからアメリカは中国や韓国を背後からけしかけて反日を扇動している。それが東京裁判史観にとって都合がいいからだ。冷戦体制が崩壊して、日米の同盟が揺らぎ始めて、アメリカは90年代に入って日本を本気で潰しにかかってきた。

自民党政権はアメリカのバックアップがあって成り立ってきた政党であり、中曽根内閣や小泉内閣は親米を鮮明にする事で長期政権が維持できた。ちょうどアメリカも共和党政権であったことも共通している。しかしアメリカ民主党は親日ではなく反日であり、オバマ政権の対日政策が注目されますが、アメリカのバックアップがなければ自民党政権が崩壊するのは当然の話だ。

日本に民主党政権が出来て外交防衛政策がどのように成るかは分からない。民主党内にも親米派がいるし反米派もいる。アメリカがもし90年代のクリントン政権のようなジャパンバッシングしてくれば日本は中国よりにならざるを得ない。自民党内でも野中広務のような親中派が力を持った。それに対してアメリカ共和党は清和会をテコ入れして小泉首相を使って野中広務の追放に成功した。

日本に民主党政権が出来るのもアメリカ民主党のシナリオ通りなのだろう。アメリカがなぜ日本に反米政権が出来るのを画策するのだろうか? 自民党みたいにアメリカにべったりくっ付かれても困るからであり、日本に対して自主独立路線を求めているのかもしれない。それは中国にとっても都合がいいことだ。

アメリカの権力中枢は自民党の議員の質の低さにあきれて、自民党を立ち直らせるには荒療治になるが、一旦下野させるのが良いのだと判断したのかもしれない。民主党政権に対しても反米外交はさせないだろう。だから小沢一郎に代えて鳩山由紀夫を党首に据えた。つまり政権が交代してもアメリカの植民地である事は変わりがない。


昨日は池袋で自民と民主の党首が直接対決がありましたが、東京10区は小泉チルドレンの小池百合子と小沢チルドレンの江端貴子の対決になった。おそらくテレビの開票速報も東京10区が注目選挙区になるでしょう。昨日の直接対決はテレビでもやっていましたが、日本の政治家の演説はどうして下手糞なのだろう。麻生首相の演説は声が聞き苦しく不快にさせる。鳩山代表の声は力に欠ける。

小泉総理が高い支持率が維持できたのも演説が上手かったからですが、小選挙区制で政権交代がかかったような選挙では党首の力量が選挙の勝敗を左右させる。自民党にはすでに選挙の勝敗を逆転できるような人材がいなくなってしまった。だから自民党も民主党も首相にふさわしい人材をスカウトして育てないと選挙の勝敗を左右されるだろう。

オバマ大統領も民主党がスカウトして育ててきた人材なのでしょうが、演説も若い時に十分仕込まれてきたのだろう。演説内容も党のスピーチライターが書くので分業化が進んでいる。日本では官僚が書いた原稿に少し手を加えるだけのものであり、首相はそれを読み上げるだけだ。麻生総理は漢字の読み違いで支持率を一気に落としてしまった。

政治家にとって演説とは歌手が歌を歌うようなものであり、仕事の一部であり国民を説得するのが政治家の仕事だ。だから非常に重要なのですが、日本の政治家には街頭演説が出来ないような議員がいる。ほんらい議員というものはマイクを持たせれば何時間でもしゃべり続けるような人物が外国では多いのですが、外国でよく行なわれるフィリバスターは少ない。

街頭演説では候補者の話術がどれだけ聴衆を集められるかが腕の見せ所ですが、ほとんどの候補者が紋切り型の演説であり、非常に下手糞だ。日本語が演説に不向きな言葉かというとそうではない。日本には落語という話術の芸があるし、フーテンの寅さんの口上は不特定多数への話術で人を集める。聞いていてもリズムがあり、オバマ大統領の演説顔負けだ。


◆小泉純一郎応援演説@佐藤ゆかり必勝総決起大会 5分38秒
http://www.youtube.com/watch?v=TApj2TtLp9k

小泉元総理は演説の上手さで総理大臣になったのではない。しかしもともとタレント性がありテレビなどにもよく出ていた。自民党の総裁選挙でも橋本龍太郎が本命であり、あまり発言することも無かった。しかし橋本元総理の評判があまりにも悪くて票が小泉純一郎に流れた。小泉純一郎は田中真紀子と街頭演説を重ねていくうちに小泉フィーバーが起こる様になり党員投票で圧倒的な票を集めた。

ユーチューブの演説を聴けば分かるように、小泉元総理も演説はリズムがあり強弱があり間を取る事がうまい。聴衆は話の内容よりも演説の調子に巻き込まれてしまって、内容はともあれ納得してしまう。郵政選挙の時の演説を聴いていても、内容がデタラメでも自信たっぷりな態度に大衆は騙されてしまう。アドルフ・ヒトラーも演説の名手でしたが、大衆を扇動するような演説は劇薬なのだ。

 

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