★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK69 > 861.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://mainichi.jp/select/today/news/20090827k0000m010142000c.html
民主党は、衆院選後政権を獲得した場合に、国家の基本方針や予算の骨格を定める組織として内閣に新設する、首相直属の「国家戦略局」の概要を固めた。トップの議長には専任の閣僚を充て、最重要閣僚の一人と位置付ける。構成メンバーは国会議員、民間の有識者、各政策を担当する官僚の計約30人。現在の経済財政諮問会議を含めた各種政策に関する首相の諮問機関は、同局の設置と同時に休止させ、廃止も含めて抜本的に見直す。
国家戦略局について民主党は、省庁縦割りの予算を見直し、総予算の全面組み替えを政治主導で実現するために設置すると説明している。
同党はマニフェスト(政権公約)に掲げる、子ども手当や高速道路無料化など独自政策の所要額(16兆8000億円、2013年度)について「国の総予算207兆円の全面組み替え」で財源を捻出(ねんしゅつ)するとしており、こうした作業を国家戦略局中心に行う意向だ。現政権の10年度予算概算要求の組み直しや、09年度補正予算の一部を執行停止した上で組み替える新たな補正予算案作成が初仕事となる。
国家行政組織法の改正で正式な政府機関とするには時間を要することから、初閣議で任意の首相直属機関として発足させる。政府と与党の政策決定を一元化するため、議長は党の政調会長を兼務する方向だ。重要政策を統括する立場であり、「副総理格」として他の重要閣僚より上位に位置付けることも検討している。発足に伴い、教育再生懇談会や安全保障と防衛力に関する懇談会などの首相の諮問機関は休眠させる。
鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長ら党執行部は今月23日、党本部で幹部会を開いた際に国家戦略局の概要を確認した。
衆院選投票日の30日、選挙結果の大勢判明を待って再度協議し、細部を詰める。早ければ同日中に、鳩山氏らに加えて党の要職や国家戦略局議長、官房長官など重要閣僚内定者が集まり、政権移行作業に着手する。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK69掲示板
フォローアップ: