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いよいよ、総選挙が迫り、「政権交代」へのカウントダウンということになった。この期に及んでも我が麻生太郎首相はいわゆる「失言」を繰り返している。その内容を聞いているとその人物の本音がよく分かる。どんな練られた演説よりもその人物の考え方がよく分かるといっていいだろう。今度は「金のないものは結婚しないほうがいい」とかいったそうな。
勿論、一般の人が、そのような意見をもっていても一向にかまわないが、特別に少子化担当大臣を置いて対策を採ろうという内閣の責任者の発言としては、ことが全く分かっていないことを如実に示した。人口が維持される女性1人当たりの出生数は2.1といわれる。日本の現在は1.3程度にとどまっており2世代で人口が半減する事態に対して、対策を採ろうという基本方針さえ知らなかったのか。そのためには標準以下の所得の人が家庭を持ち子供を持つことが必要なことを。
今までも多くの失言があった。あとで意図が正確に伝わらなかったとかよくいろんな人が釈明に努めていたがイヤイヤよく意図は伝わっている。明々白々という。
医者は変な人が多いといってただでさえ医療費が削減されている医療関係者を敵に回し、たらたら飲んで食べている人の医療費をなんで俺が払わなければならないのかと言って「保険」自体を否定する発言もあった。これらは彼の「本音」であろう。そこには苦しい家計のなか、懸命に生きている人に対する共感は全くない。
そういえば、舛添厚生労働大臣も「失言」したらしい。求人があるのに応募しない派遣村の怠惰な人には1円も税金を使う必要はないそうな。事実誤認があったとのことであるがこれは彼の本音がよく表れている。まさにドンピシャである。
過去の発言を注意して聞くとわかるが、厚生労働行政に関して流暢にしゃべっている場合、いずれも官僚の主張そのままであることが分かる。彼の本質は、何だかんだと理由をつけて薬害肝炎訴訟で被害者全員の救済に向かわなかった厚生労働行政に乗っかっているだけではある。彼の本質は長崎2区から立候補している福田えり子候補はよくわかっているだろう。
新型インフルエンザで深夜の記者会見で横浜市を攻撃する様や「時期首相候補に挙がっていますが」という質問に答えるときの満面の笑みには目立ちたい性格が明瞭に表われている。まさに顔に書いてあるということだ。
この人にも一般の生活者、弱者に対する配慮は全くないと断定してよさそうだ。ただ自己顕示欲が強く、一見、よく分かっているようにしゃべる才能があるのは確かなようだ。いずれにせよ、30日の選挙結果により政権交代は行われる。言ったことが帰って来ることは「因果報応」元にもどらないことを「覆水盆に還らず」という。
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