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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090826-00000502-san-pol
衆院選での民主党圧勝の可能性が高まる中、小沢一郎代表代行(選挙担当)が“神出鬼没”の動きで各陣営を訪問、街頭演説に駆け回る鳩山由紀夫代表ら他の幹部と一線を画した行動を取っている。事前に連絡を入れないことで、陣営の「本来」の選挙運動を見ることができ、選挙態勢が緩んでいたら具体的な指示を出すなどして活を入れ、得票アップに結びつける狙いがある。自民党からの政権奪取に賭ける小沢氏の強い意思が見て取れる。(山本雄史)
小沢氏は23日夕、東京12区の民主候補の事務所に突然現れた。小沢氏の訪問はマスコミにも公表されていない「アポなし」だったため、候補者はミニ集会に参加中で、事務所には留守番のスタッフが数人いただけだった。陣営幹部らは慌てて事務所に戻り対応に追われたという。
公示日の18日も、自民党の町村信孝前官房長官が出馬する北海道5区の民主候補を電撃的に訪問し、運動員一人一人に「ご苦労さま」と声をかけ、握手を交わして激励した。
小沢氏が事前に訪問することが伝われば、事務所のスタッフはその時点で緊張感が走り、「その場しのぎの対応をとる」(同氏周辺)のは確実だからだ。別の党関係者も「事前に伝えると、陣営によっては『いい所を見せよう』として、想定問答をつくったケースがあった。テストは『抜き打ち』に限る」と、小沢氏の行動に理解を示す。
訪問先では、候補者に直接指示を出すこともある。今月5日、小泉純一郎元首相の次男が出馬する神奈川11区で、民主候補に「やみくもに自転車で回るだけではダメだ。辻立ち一日50回だ」と具体的な活動方法を指示した。
今春には、訪問した都内の候補の陣営には「地方議員はきちんと運動をやっているのか」と、選挙活動の手足となる区議や都議を一喝(いっかつ)している。
小沢氏は29日の選挙戦最終日まで、接戦区を中心に各陣営の事務所訪問を続ける方針だ。また、今回の衆院選では街頭演説を一度もしていないため、「候補と街頭に立ち、支持を求める可能性もある」(周辺)という。
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