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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20090825.html
2009-08-22
築地東卸組合で意図的と思える未払い利子発生というグレー(ブラック)な決算書が強制通過)
築地市場を是が非でも豊洲移転させたい理事長候補が5回めの選挙で再選されてしまった築地鮮魚仲卸の組合、東卸組合で、とてもじゃないけれど(傍から聞いても)納得できない決算書案が提案され、この5月からずっと内部から異議が挙げられて、承認されない状態が続いていました。
そして、そのありえない決算が、この月曜、総代会で可決されてしまいました。
なんと、1票差だそうで、最後の1票は議長だとも聞いています。
理事会ではいったん否決されたものですから、総代の中にも詳しい事情を知らない方がいたり、あるいは、どうしても賛成せざるを得ないような状況に追い込まれた方もいる、ということではないでしょうか???
・・・ちょっと説明します。
まず、その決算案で何が一番おかしいかというと、キャッシュフローは十分なのに、なぜか金融機関に対しての利子が滞納されている、という点です!
利子を返すその代わりに、なぜか元金を優先的に弁済しています。
ただ、そもそも、こうした中小企業の協同組合たる団体は、組合費として預金が積み立てられていくわけで、東卸の場合、その金額、預金増加分も十分とのことで、銀行にこれまでの利子を支払える(それも数年分はある)にも関わらず、です。
これは、「利子未払いを意図的に行って破綻懸念先を演出」されている恐れがとても大きい(というか、一般的論に言ってそうとしか思えない)ものです。
当然、監事の一人は、認め印を押していないそうです。
つまり、このことに対する、監事などへの十分な説明による承認がなければ、決算案として諮られるという事態そもののが無効(要件として不成立)です。
また、実際に一度理事会で否決されている、つまり理事長側の背任的な行為が疑われている(←客観的に見て、です)、という状態なのに、こうした無謀な決議は尋常とは言えません。
この決算の承認を強行することで、「やっぱり破綻懸念先」という事実の捏造に成功し、銀行からの資金調達をできなくする、つまり、「一部の意思によって、組合をつぶす」ことをしたとき、移転賛成側が得られるものは何でしょう?
ひとつには、機関決定である、移転反対・現在地再整備を、組合解体により反故にすることがあるでしょう。
そして、移転賛成の業者だけを(まさに豊洲に行きたい人は連れて行く、と理事長が語ったように)で新たな「移転賛成組合」を作り、築地の中に「移転反対」を訴える大きな団体をなくす、ということが達成されます。
ふたつめとして、例のイシハラファンド経由の9億円以上の借金棒引き事件(※)も、その組合自体がなくなれば、藪の中に葬り去ることができる(少なくともその可能性高まる)でしょう。
(※)
2008-11-17
農中・イシハラファンド・ゴールドマンサックスと築地「廃止」(参院財政金融委での大塚耕平議員質問)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10165676041.html
〜〜〜
先日より「あえて未払い利息を発生させた理由」について、正式に組合の方が質問を挙げたのに、理事長側からは回答がなかったそうです。
以下、未払い利子についてずっと疑問を持っている方がまとめられた情報の骨子です。
・未払い利息発生とその代わり元金優先弁済は、どの金融機関とのどういった経緯があって、
なぜその決定に至ったのか。
・組合内部での合意形成はどうなされたのか。(つまり、誰がいつ決めたのか)
・未払いにした利子の猶予期限と返済計画は。
期限の利益喪失に至っていないのか。(一括返済を請求される状態にはないのか)
・キャッシュフロー上、未払い利子を発生させる必要はないはずだが、あえてそうした理由は。
・元本優先弁済という特例措置は、どんな組合再建計画に基づいているのか。
本来、理事長が主張してきた組合改善計画というものがあるのならば、こうした未払い利息の
増加は、金融機関からの評価を下げ、資金調達を困難にするものであるはず。
理事長の描く再建計画で、この特別措置を取った意味は何か。
追加情報があればまた追記、または別エントリーでお知らせします。
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