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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20090822.html
2009-08-22
解説動画テキスト版:豊洲新市場予定地の汚染・地質問題まとめ(8/11提訴記者会見でプレスに配布)
8月11日に、NPO法人「市場を考える会」と消費者が、イシハラ利権都政の証拠隠滅の暴挙、豊洲新市場予定地の土壌サンプル廃棄の差し止め訴訟を起こしました。
2009-08-11
築地市場移転問題で市場を考える会などが都を提訴(コアサンプル廃棄の暴挙差し止め)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10318769091.html
提訴後の記者会見で、プレスに簡易説明のDVD動画スクリプトが配布されました。
ここでは、そのスクリプトを引用します。
これが石炭ガス工場の操業当時の写真です。
ここで廃棄物質の野積み(不法投棄?)など、ひどい運用がありました。
生鮮市場を作る以前に、どのようにこの地を長い年月をかけて、周辺地域への汚染拡大を抑えるために管理していくのかのほうが大問題です。
これが東京都の公開資料から作成した模型の写真(一部)です。
いずれもクリックで拡大します。
以下は配布されたスクリプトの引用です(画像を2つ追記しました)。
この官製地上げのあらゆる背景のうち、汚染や調査のずさんさの実態概要についてまとめて理解していただけるようになっていると思います。
〜〜〜ここから
■チャプター1 工場の操業時実態
東京ガス豊洲工場操業時のプラント写真
豊洲新市場予定地である東京ガス豊洲工場跡地の、汚染と地質についてご説明します。 これは、工場操業時の写真です。 |
■チャプター2 工場概要
工場全景写真(昭和43年の航空写真)
○概略
次は、豊洲工場の航空写真です。 |
○土地の埋め立てについて
この敷地は、隅田川河口域の浚渫土による埋め立てでできたものです。 |
■チャプター3 PFI案による新市場構想
○模型による説明(1) 豊洲新市場配置図パネル
このパネルは、豊洲新市場の配置図です。 |
■チャプター4 ベンゼン地下水汚染
○模型による説明(2) ベンゼンの地下水汚染状況
地下水のベンゼン汚染濃度分布図です。 |
■チャプター5と6 シアン地下水汚染
○模型による説明(3) シアンの地下水汚染状況
次のパネルは、地下水のシアン化合物の汚染分布図です。 |
■チャプター7
○土地の特性: 地層と猛毒物質
次に示すのは、汚染と地質状況の模式図です。 |
さらに、「液状化判定の出ている軟弱な埋め立て地」であるこの地区では、地下に沈んだ汚染物質は、震度5強の地震で容易に吹き出します。 |
■チャプター8
○東京都の主張する豊洲の地層
<断面A-B-E-F、縦横比1:4で深さ方向を見やすく拡大表示>
(断面をスキャンしてしばらく無音) |
次は、問題点を断面模型でご説明します。 東京都は、最表面の、埋め立ての土の直下に、「不透水層」という、「天然防水シート」のような沖積層がある、と主張しています。 この層の、厚さも、通しにくさも、十分で、堅牢かつ連続なので、 そこでまず、「この前提そのもの」が成立しないことを説明していきます。 |
(断面をスキャンして若干の間は無音) |
○液状化について <A-B-E-F断面>
少なくともこのYc層(ピンクで彩色されたシルト層」)と、 |
■チャプター10 Yc層は不透水層でない
○Yc層の厚さも不十分 <模型でA-BとC-D断面のブロックを重ねた状態>
これらの断面から分かるように、Yc層としては、90cm〜1.5mのきわめて薄い層が広い領域で見られ、都の主張する「最低2m」でないことが明らかです。 |
5街区に画面移動で無音 |
○「Yc層に穴が開いている」箇所
また、この黄色の丸の地点では、先に示した「Yc層」に穴が開いていて、連続でないことが、東京都の調査でも明らかです。このことは朝日新聞で、2009年1月26日に報道されました。 |
■チャプター11 汚染拡散について
○汚染物質の拡散メカニズム <汚染拡散状況の透明シートを用い、C-D断面で解説>
工場の廃棄物からの汚染物質は、「Yc層」の薄い部分や穴を通して、 |
■チャプター12 汚染の広がり(東京ガス調査から)
○全体像 模型を全体形状に戻して模型表面を
画面をスキャンしてしばらく無音 |
○実際に汚染物質はYc層に浸入している(東ガス資料より) <模型表面、5街区>
かつて東京ガスが実施した、「少ないポイントの調査」のうち(専門家会議資料では47箇所と記載)確認できただけでも、この赤い星印で示したように8箇所、ベンゼン、鉛、シアン化合物が「Yc層」とした層の下から検出されています。 |
■チャプター13 汚染の広がり(東京都の現在進行中の調査から)
○汚染が広範囲に浸入している状況の説明
模型表面に色がついているのは、現在進捗中の東京都調査資料で、Yc層付近まで汚染が沈んでいるのが分かった地点です。 |
■チャプター14 汚染の広がり(東京都の現在進行中の調査から)
○東京ガス豊洲工場操業時航空写真
(ズームアウトして全体を提示) |
○さらに隠された汚染物質が 〜ベンゾ(a)ピレン〜
猛烈な発がん性物質ベンゾ(a)ピレンが、最大で自然界の約500倍の濃度で発見され、これは専門家会議で問題視された値の、115倍の濃度です。 |
〜〜〜ここまで
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