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【小泉の意を受けて、自民党総務会で【全会一致の原則】を踏みにじって強行採決し、郵政民営化法案の衆議院での審議を可能にした久間章生元自民党総務会長】
西「どっかで聞いたセリフだな(笑)おい、ところで、ここのIoujima Operation(硫黄島作戦)って何だ?」
持「ああ、それですか?それは、話せば長い話なんですけどね〜」
持山がおもむろに話し始めた。
持「2005年6月28日の自民党総務会の強行採決ですよ。」
西「ん?」
持山の解説を理解するためには、時計の針を4年前の2005年6月28日まで戻さねばならない。
この日は、現在、徐々に国民の前に、正体を晒し始めた【小泉構造汚職(こうぞうおしょく)】革命を日本社会に深く楔として打ち込むターニングポイントとなった日である。
この日の、自民党総務会で、総務会長の久間章生(きゅうまあきお;小泉シンパの元防衛庁長官)は、全会一意の原則を破って、郵政民営化法案の衆議院提出を多数決で強行採決した。法案審議に反対する亀井静香や綿貫民輔ら多数は退場を余儀なくされた。
自民党総務会は、自民党の最高意思決定機関である。
総務会の了承を得ないと、たとえ総理大臣であっても、自分の支持する法案を衆参両議会で審議にかけることはできない。
【全会一致の原則】とは、多数決で強行採決すると、反対派の議員に遺恨が残るためであり、その後の国政運営に当然支障が残る。
単純なこととは言え、そこには、長年日本で長期政権を維持してきた政権政党としての自民党の英知があった。
なには、ともあれ、日本国民が古代から、最重要視する倫理観は【和の精神】である。
日本人の日常生活での最も高い生活規範は【和の精神】である。
これは、21世紀になった今でも、大都市圏に生活する者や、地方や過疎地に生活する者もみな共有している価値観である。
かつて、田中角栄が「自民党は総合病院政党だ」といみじくも発言したことがあった。
党内には、思想的にも一番右寄りのひとから、いちばん左寄りの人までいる。
外交政策も、タカからハトまでいる。
大企業レベルの巨大派閥から、中小企業レベルの小派閥、勉強会まである。
しかし、その時の政治情勢によって、反対派を叩きつぶして政治的に抹殺するようなことはしなかった。
それは、その時代の社会情勢や世相によって、国民が自民党に求めるものが大きく揺れ動くからである。
結党以来50年以上、自民党が国民から信用される保守政党として、長期単独政権を握ってこれたのは、党内の異端派を寛容に処遇する【和の精神】を絶対原則として守ってきたからである。
それが、党の最高意思決定機関である、総務会の決議手法にもっともよく体現されてきた。
逆に言うと、自民党総務会の【全会一致の原則】が踏みにじられ、多数決採決が強行される時は、党内に精神に異常をきたした権力者がいるか、外国からの抵抗し難い圧力がかかってきたとき以外にはない。
しかし、その最も恐ろしいことが、現実に起きたのである。
☆興味を持たれた方は、続きは、下記拙ブログでどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/duque21
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