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(回答先: 私の予想は、自民161、公明27、民主259、共産9、社民5、国民新7、その他12/森田実 投稿者 仁王像 日時 2009 年 8 月 19 日 20:15:22)
・森田実/2009.8.18(その2)
《新・森田実政治日誌(127)》私が民主党マニフェストの「霞が関解体論」(5原則5策)に違和感をもつ理由
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05607.HTML
民主党マニフェストのなかのいわゆる「霞が関解体論」(5原則5策)に私が違和感をもつ理由を明らかにしておきたい。
第一は、今、わが国は未曾有の国難(とくに経済面で)に直面しており、この危機を打開するためには、全国民が協力して対処すべきだ考えるからである。とくに「政」と「官」は協力すべきである。「政」と「官」が争っている時ではない。
「政と官の争い」は、国難を打開してから後に取り組むべきである。
第二は、「政治家主導」の実現は、根本的には政治家が倫理的にも知的にも官僚に比べて卓越していることを示すことによって達成されるべきものであり、選挙に勝ったことをもって早急に力ずくで押しつけようとしてもうまくいかないと考えるからである。今日の官僚体制は長い時間をかけて形成された習慣であり文化でもある。習慣や文化を変えるのを急いだら失敗する。これは歴史の教訓である。習慣や文化を変えるには長期の忍耐強い努力が必要である。
第三に、官僚側にも問題があるとはいえ、「官僚内閣制」といわれるような状況をつくった主たる責任は政治家側にあったことを、政治家の側はまず反省すべきである。政治のリーダーシップの欠如について、まず政治家自らがきびしく自己批判すべきである。
来るべき8月30日の総選挙で政権交代が実現するということは、「官僚内閣制」といわれるほどの政府与党の政治のリーダーシップ喪失が終焉することを意味する。代わって登場する民主党政権は、政治のリーダーシップをとくに倫理面と知性面で実現することが先決である。国会の多数をもって強権的に行うべきではない、というのが私の主張である。
第四に、政治はマスコミに翻弄されてはならないということである。今、「霞が関解体論」を煽っているのはマスコミである。「霞が関解体論」の先頭に立っている橋下大阪府知事は、いわばマスコミ党総裁のような存在。マスコミは橋下知事を通じて霞が関解体を煽っている。これに政治家が乗っている。政治家がマスコミの力に頼ることは一種の自殺行為である。「官僚内閣制」から「マスコミ内閣制」への転換は最悪である。
霞が関改革は同時に永田町改革でなければならない。政界がまず自らの姿勢を改め、官界との調和をはかりつつ、改革を進めるのが本道である。
地域主権は市町村の自立から進めるべきである。この動きを援助し、成功させることを通じて、都道府県改革を進め、さらに中央省庁改革へと歩を進めるのがよいと思う。
・敵に向かって団結することが最優先。同胞内の対立の解決の仕方は別。
http://www.asyura2.com/09/idletalk37/msg/215.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 8 月 13 日 18:42:10: jdZgmZ21Prm8E
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