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http://www3.nhk.or.jp/news/k10014990351000.html
08月19日18時34分
アメリカの新しい駐日大使、ジョン・ルース氏が１９日、日本に到着し、「日米の同盟関係をともに強化し拡大していこう」と述べ、日米関係の強化に向けて意欲を示しました。
アメリカのルース駐日大使は、１９日午後、家族とともに民間機で成田空港に降り立ち、外務省幹部など政府関係者から出迎えを受けたあと、声明を発表しました。ルース大使は「日米の同盟関係をともに強化し拡大していこう」と呼びかけたうえで、「私が住んでいたカリフォルニアのシリコンバレーでは不可能なことはなく、日本にも同様の精神がある。日米が協力すれば不可能なことはない」と述べ、日米関係の強化に向けて強い意欲を示しました。ルース大使は５４歳。カリフォルニア州のシリコンバレーを中心に、企業合併や買収を手がけてきた弁護士で、去年行われた大統領選挙では、オバマ大統領を資金面で支え、勝利に貢献しました。ルース氏はこれまで公職に就いたことがないため、外交や安全保障の手腕は未知数だとも指摘されていますが、オバマ大統領は「日米間に懸念が起きたときに私に直接アドバイスできる人物だ」と述べて、ルース氏とは強い信頼関係で結ばれており、駐日大使にふさわしい人選だと強調しています。今後の日米関係を築いていくうえで、オバマ大統領がパイプ役として送り込んだルース氏のさい配が少なからぬ影響を与えることになりそうです。
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