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自民党閣僚経験者ら大物への「刺客」として送り込まれた民主党新顔の女性候補が、「政権交代」の追い風に乗り、自民支持基盤を侵食しつつある。18日の衆院選公示が迫る中、本来なら応援で全国を飛び回っているはずの大物が地元にくぎ付けとなるほど、攻防が激しさを増している。
京都5区から10期目を狙う谷垣禎一元財務相(64)に挑むのは、小原舞氏(35)。松下政経塾出身の元自衛官で、地元「クイーン」に選ばれたことも。6月末から毎日30回の街頭演説をこなし、白いスカート姿で保守層の農村部にも入り込む。「表に出せないが応援している」。5日、谷垣氏のおひざ元の福知山市で開かれた民主党の時局講演会。前原誠司副代表が市内の病院幹部から耳打ちされた秘話を披露、「表向きは誰を応援すると言っても結構だ」と述べ、会場を沸かせた。対する谷垣氏は「テレビ映りが良く、面白いだけでは政治はできない」と説いて回り、山間の集落にも足を運ぶ。陣営幹部も「(支持団体は)推薦の判を押しながら、体の向きはあっち(民主)。虫食い状態だ」と明かす。
愛媛1区の永江孝子氏(49)は、塩崎恭久元官房長官(58)に挑戦する。地元テレビ局の情報番組パーソナリティーを18年間も務めただけに、知名度は抜群。街頭演説は1000回を超え、ミニ集会も2巡目に突入した。2人の子供を育てた永江氏は「塩崎さんは実力のある立派な政治家」と持ち上げつつ、「生活経験では負けない」とアピールする。一方の塩崎氏は父譲りの強固な地盤を誇るが、県運送業界団体など従来の自民党支持団体は民主党候補の推薦も決めた。解散前に反麻生の動きを見せたことも支持者の反発を生む不安材料でしかなく、「これまでにない厳しい選挙」(陣営)と、地元企業やミニ集会などを必死に駆け回る姿には、危機感がにじむ。
◇主な民主党の新顔女性「刺客」
民主党出馬予定者 自民党出馬予定
【群馬4区】 三宅雪子(44) VS 福田康夫(73)=元首相=
【石川2区】 田中美絵子(33) VS 森喜朗(72)=元首相=
【京都5区】 小原舞(35) VS 谷垣禎一(64)=元財務相=
【愛媛1区】 永江孝子(49) VS 塩崎恭久(58)=元官房長官=
【高知2区】 楠本清世(36) VS 中谷元(51)=元防衛庁長官=
【長崎2区】 福田衣里子(28) VS 久間章生(68)=元防衛相=
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