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: 岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記
■8月某日 今月末の天下分け目の総選挙が控える中、テレビのワイドショーやニュースは酒井法子や押尾学の麻薬逮捕騒動でおおわらわだ。そこに集中豪雨をもたらした台風や静岡県駿河湾や八丈島を震源地とする群発地震による自然被害も重なった。わが社の東伊豆町のリゾートマンションは大丈夫なのだろうか(苦笑)。100年に一度の大不況、明治維新以来140年ぶりの日本の近代を支えてきた中央集権型の霞ヶ関官僚システムも末期症状を迎えている。まるで戦後政治を独占してきた自民党政治の終焉という世紀末的状況を反映しているかのような「出来事」の連続だ。こういう時代は人心が荒廃し、夢も希望も持ち得ない閉塞感にとらわれがちだ。しかし、絶望感とニヒリズムからは前向きの展望もパワーも生まれない。
せめて、総選挙で民主党を中心とした野党へ政権交代することで、制度疲労した日本のあらゆるシステムを革命的に改変することに希望をつなぎたい。むろん、民主党政権がすべての面でこれまでの旧体制を改革してくれるとは限らない。失政もあるかもしれない。しかし、それでも自民党麻生政治はもううんざりだ。漫画は読むが漢字の読めない麻生総理は、戦時下で被爆した長崎の平和式典で傷跡を「しょうせき」と読み違えた。もう、退場した方がいい!大政奉還だ!とはいえ、仮に民主党中心の政権になっても、政治に期待できるのはあくまでも相対的なものでしかない。そのことをキチンと認識しておかないと、期待はずれになった時の反動が恐い。田母神のような戦前の「英霊精神」の持ち主たちがクーデター騒ぎを起こし、社会をさらに混乱へと招く可能性もある。
ついつい硬いことを書いてしまったが、そうはいっても筆者が沖縄でやっていることはその日暮らしの日々だ。相変わらずのゴルフや飲み会、たまにパソコンのキーを叩くくらい。あ、宜野湾マリーナから大型クルーザーに乗って海釣りに出かけたこともあったが、一匹も釣れなかった。釣りに行って収穫ゼロというのは初めてのことである。そういえば、台風8号が沖縄に接近している日に、本島南部の山の上にある守礼カントリーでコンペが予定されていた。確かに風は強かったし、瞬間風速15、20メートルくらいはあったが、雨は全く降っていなかったので、全英オープンの気分で何とかチャレンジしたかったが、皆恐れをなして中止となった(苦笑)。台風銀座だった鹿児島生まれなので、台風は慣れっこで恐くないのだ。でも、やはりこの感覚は変なのだろうな(苦笑)。最も、この間のゴルフはカヌチャゴルフも琉球ゴルフ倶楽部も100を切れずじまい。唯一、39・34、トータル73というスコアがあったが、これは石川のショートコース・東山カントリーだから、参考データにすぎないが。
沖縄に移住した直後に沖縄国際大学キャンパスに米軍ヘリが墜落した。あれからちょうど5年たったことになる。世界一危険な米軍基地・普天間の移転は宙に浮いたまま、ほったらかしだ。民主党は外務省をほったらかしにして、移転先を硫黄島で米国側と交渉したらどうか。映画「硫黄島からの手紙」にも出てくるように、この島は戦時中は星条旗のシンボルだったではないか。いまだに自衛隊が演習に使うだけの無人島だし、現地の自治体も誘致賛成だ。ま、それはともかく、ウワシン再刊の声はいまだに多いが、本人はまったくヤル気なしの状況だ。しかし、いつまでも馬齢を重ねているわけにも行くまい。あれこれ聞かれるので、何らかの決断をするとすれば、8月30日の政権交代を見極めてからだろう、と答えるようにしている。とはいっても、ウームという気分だが。
http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-cbf0-3.html
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