★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK69 > 168.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
やっと選挙がやってきました。
私は以前、満を辞して主役である自分が登場した限り、麻生ブームが起こってから解散するべきだ、と麻生総理は考えるに違いないと書きましたが、まさにその通りブームを待ち続けた結果、こうした結果になりました。
マスコミは、例えば西松建設事件で小沢元民主党代表が窮地に陥り、定額給付金が配られた時点が最後の解散のチャンスだったなどと言っていますが、そのときも麻生首相はそれらをきっかけにその後自身の支持率が爆発的にアップすることを信じ込んでいたのでしょう。
おろかな自信過剰です。家を出るとき小雨が降っていたら、絶対にやむと根拠なく信じて、傘を持たずに出かける私に似ています。
それにしてもなぜこの最悪の状況で解散なんだ。麻生総理は頭がどうかなってしまったのではないか、などという声も聞こえてきますが、せっかく総理大臣になったのに、伝家の宝刀を抜かずに退陣することなど、麻生総理のプライドが許さなかったのでしょう。
個人のプライドに振り回される自民党議員も気の毒です。
もっとも選挙対策上も座して追い詰められ、任期満了で守勢に廻って総選挙に入るより、先制攻撃として解散に打って出たほうが有利なことは明らかです。とはいえそれはあくまで一般論です。麻生総理による解散は、到底先制攻撃などには見えません。形の上で取り繕っても、追い詰められての解散であることは明らかです。
それにしてもここに来てなお、事情が許す限り、ぎりぎりまで投票日を先に延ばした根拠は、前二回と同様、いまだに先に行けば行くほど支持率はアップすると根拠なく信じていたからでしょう。
解散直後はその支持率がほんの少し持ち直しましたが、ここに来て再び下降に転ずる兆しが見え始めています。
日本には誰もが知ってることわざが二つあります。
『三度目の―――――』『二度あることは―――――』
首相! 二度あることはどうなるんでしたっけ?
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK69掲示板
フォローアップ: