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『総選挙では、最高裁判事信任投票があることを忘れるな』
クオリティ埼玉(2009年6月29日 月曜日)
http://www.qualitysaitama.com/?p=2697
売国者やその番犬のような役割を果たしてきた司法権力に致命傷を与えた言論爆弾『売国者たちの末路』が発刊された直後の6月25日、最高裁第3小法廷は、一審、二審の実刑判決を支持して植草一秀氏の上告を棄却する決定を下した。植草氏は懲役4カ月の実刑判決が確定した。
不可解なタイミングにして不平等な西松事件での小沢一郎秘書逮捕など、司法の暴走(番犬ぶり)は留まるところを知らない。もはや何でもあり、だ。一方で、相当に追い詰められていることを示している。お次は、またまた絶妙なタイミングで石井一民主党衆議院議員でも逮捕するのか。
『売国者たちの末路』や『知られざる真実』を読めば分かるように、植草事件とは当時の政権中枢にあった存在の意を受けた一派によるでっち上げであることは自明である。その理由は、いちいちここでは書かない。りそな銀行の国有化に関わる闇をはじめ小泉竹中構造改悪路線を批判する植草氏の影響力の大きさを恐れたのである。今の日本を憂える志があって、私のエッセイを多少なりとも信じてみようと思われる方は、どうか『売国者たちの末路』か『知られざる真実』をお読みください。本来なら、植草氏は来る民主党内閣で与謝野馨氏のポジションにとって変わるほどの見識の持ち主である。
当エッセイ「あまりにも多くの人が死にすぎた」(http://www.qualitysaitama.com/?p=1654)を参照していただきたいが、もう一度整理しておくと、りそな銀行関連では、自殺や痴漢事件が下記のように頻発している。りそなの闇は、小泉竹中の罪、ど真ん中に直結する最大のタブーだったのだろう。
★平田聡 2003.4.24
りそな銀行を監査中の公認会計士である平田聡さんが自宅マンションから転落死。自殺とされたが、殺害されたとの見方も根強い。そもそも監査中に妻子を残して自殺する理由がない。
★鈴木啓一 2006.12.17
朝日新聞論説委員。リクルート事件解明のきっかけとなる、川崎市助役への未公開株譲渡スクープなど朝日の看板記者だった。2006年12月17日、東京湾に浮かんでいるところを発見され、自殺とされる。自殺の翌日、「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」のスクープが紙面に掲載。りそなが実質的に自民党の私有銀行化という事実を暴いたのと時を同じくして、怪死。スクープを目前に自殺するわけがない。
★太田調査官
国税調査官だったが、りそな銀行の脱税問題を調査中に手鏡でスカートの中を覗き、痴漢逮捕された。
このように政治弾圧が横行するのは、日本が最悪の暗黒国家に成り下がっていることを意味する。今でも植草氏を疑う人は、この太田調査官の事件に注目して欲しい。手鏡でスカートの中を覗くというのは、植草氏の1回目の痴漢冤罪事件と全く同じではないか。同じりそなに絡んで社会的地位の高いインテリが2人も痴漢で、しかも同じ手口で逮捕される可能性がどれほどのものか思いを馳せてみると良いだろう。これはありえない。
ところで、上告棄却後の6月27日、植草氏はブログ「植草一秀の『知られざる真実』」の中で、「痴漢冤罪事件最高裁不当判決について」と題して、極めて冷静に「私は嘘を言わない。私は天に誓って無実潔白である」と語り、さらに「日本の命運を決する総選挙に向けて、微力ではあるが私もネットから全身全霊を込めて情報を発信している。そのタイミングでこのような不当判決が下されたことに対して、大変強い憤りを感じるが、いかなる弾圧に直面しても、節を屈せず、微力ながら一歩ずつ前進して参りたいと考えている」と、その志は不当判決によっても少しも曲げられることがないことを表明している。}
マスメディアらの多くは植草氏が冤罪であることを半ば理解しているものと思われる。今回は、上告が却下され実刑が確定した、との事実を短く伝えているだけだ。
政権交代によって、今までのように無法を繰り返していた輩と立場が逆転するものと信じている。小泉・竹中が逮捕される可能性もある。小沢一郎が法務大臣となり、大掛かりな司法改革に乗り出すという説も囁かれている。今度ばかりは、韓国並みの前政権粛正がなされるべきだと考えている。
まずは皆さん、次回の総選挙で売国奴への 投票を止めるとともに、最高裁判事信任投票があることを覚えておいてください。「何でもいいや」と○を付けずに、徹底的に調べて望みましょう。植草氏の上告を棄却した番犬は、近藤崇晴なる人物である。国策逮捕を首謀する輩にNO!を突きつけるべし。全員、罷免でいい。
(磯尚義)
ほぼ日刊クオリティ埼玉のニュース裏読みブログ
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/
コメント:Takeru
今回の最高裁裁判官の国民審査は、ただの国民審査ではない。司法が健全な状況における場合とは違うのだ。国民審査は司法が健全な状況において、たまたま不徳な裁判官を審判するのが本来の姿だ。しかし高知白バイ事件、沖縄密約裁判、植草事件、立川ビラ配布事件などなど不正裁判、不正判決(悪質な意図が背景にありもはや不当ではない)が乱発する状況であり、いまや司法が権力の走狗に成り下がり腐敗し切っているときの国民審査なのだ。
この腐敗は、判検交流(裁判所と検察のもたれ合い)による癒着、出世のための有罪判決増産やヒラメ判事、3号4号判事棒給差額ネコババによるヤクザ社会並の裏金作り(検察・警察の裏金づくりとまったく同じ構造)など構造的問題から生じたものだ。
不徳裁判官はこういう構造が背景となって出てくるのだ。
また、最高裁裁判官の藤田宙靖氏などは、本業外で政府与党の代弁発言を公にしている不届き者だ。まるで竹中平蔵参謀の高橋洋一氏と見まごうばかりの役回りであった。裁判官にあるまじき政治的偏向思想だ。
このように構造腐敗が頂点に達した今日、今回の国民審査で裁判官個人を審判するなど意味は無い。問題意識がまったくずれていると言わざる得ない。いまや腐敗司法制度そのものにNO!を突きつけなければならい時だ。司法に対して国民が意思表示出来るのは国民審査しかないのだから、あえて全員×にして「腐敗司法の全面的刷新の意思表示」がもっとも明快な答えだ。そして新政権は司法構造の見直しと人格本意の裁判官任命をすべきだ。
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