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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20090811.html
2009-08-10
築地市場移転問題で市場を考える会などが都を提訴(コアサンプル廃棄の暴挙差し止め)
イシハラ都政が無謀にも進めてきた、築地市場の豊洲6丁目東京ガス工場跡地移転について、あらゆる嘘があることを大小あわせて1000項目くらい(多分)書いてきましたが、そうした非道な証拠隠滅の最たるものが、汚染と地質の調査のためのボーリングコアサンプル(土壌)を廃棄する、という一方的な彼らからの言い渡しでした。
何度も開示して欲しいという要求を断り、公開討論会の開催すら2回も拒絶したあげくです。
さらに、仲卸の方々には「もう廃棄した」と通告してきたのだからたちが悪いこと、この上ありません。
「安全宣言ありき」の、ずさんで、人々の健康に生きる権利を脅かすことなどなんとも思っていない調査のあり方、そのずさんさとごまかしに起因して、嘘を幾重にも上塗りをし続けたこと、つまりは、イシハラ都政のやらかしてきたことは、白日のもとにさらされなくてはならない、と考えます。
東京新聞(共同)
築地市場移転めぐり都を提訴 土壌サンプル「捨てるな」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009081101000799.html
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081101000799.html東京・築地市場の移転問題をめぐり、東京都が移転予定地となっている豊洲地区の土壌サンプルを廃棄しようとしているとして、市場の業者などを中心とする移転反対派団体「市場を考える会」のメンバーらが11日、廃棄の差し止めを求めて東京地裁に提訴した。
原告側によると、廃棄差し止めを求めたのは、都が2007〜08年に採取した725カ所のサンプル。都は今年7月、調査を終えたとして「1〜2カ月で廃棄の予定」と説明したという。
都の調査で、豊洲地区の土壌から発がん性物質などが高濃度で検出されたことを受け、団体側は訴状で「移転は生鮮食料品を扱う市場を日本最大級の土壌汚染地へ移すもので、食の安心、安全のために慎重な科学的検証の必要がある」と主張。
その上で「サンプル廃棄で豊洲地区の土壌汚染を検証できないまま移転すれば、業者は有害物質に触れる可能性が高い場所で働くことになり、生命身体の危険にさらされる」と訴えている。
都は有害物質を処理する汚染対策を発表、移転先は変更しない方針。7月の都議選で、移転見直しを求める民主党が第1党となり、都側の意向をくんだ自民党と都議会で争う構図となっている。
2009/08/11 18:08 【共同通信】時事通信
土壌サンプル廃棄差し止め請求=築地市場移転反対派−東京地裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009081100990東京・築地市場(中央区)の移転問題で、予定地の調査で得た土壌サンプルを、十分な科学的分析をせずに廃棄するのは不当として、移転反対派の仲卸業者ら14人が11日、都に廃棄差し止めを求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、都はこれまでに、江東区豊洲地区の移転予定地で725カ所をボーリング調査し、土壌を採取。施行前の改正土壌汚染対策法では、26項目の物質について調査が必要とされているが、都は7項目しか検査せずに調査を終えた。
原告らによる土壌サンプルの開示と保存の申し入れに対し、都は「廃棄の手続きを始めた」と回答。原告側は、廃棄されれば専門家の科学的検証が受けられなくなり、移転先で働く人の身体や生命が危険にさらされるとしている。東京都の話 訴状が届いていないので、内容を申し上げることはできない。(2009/08/11-20:15)
以下がサンプル廃棄についての関連エントリーです。
まず、こちらが情報をうかがって驚いた際のエントリーで、
2009-07-05
東京都、都議選を前に豊洲新市場土壌の重大な証拠「ボーリングコアサンプル」を廃棄!?
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10293670670.html
そちらで書いた内容から抜粋します。
(略)
このサンプルは、豊洲新市場予定地に保存されていたもので、棄てるぞとお東京都様が述べ立てていたもので、重大な証拠です。
たとえ年月を経て乾燥していても土壌汚染をいわゆるお東京都様が言うところの「不透水層」でストップするという物語や、液状化状況を判定するにも、また、実際の調査の制度がいかばかりのものであったかを知る上でも、つまりは、豊洲新市場予定地が、開発や運用の上で「安全だ」とした御用会議の妥当性を洗い出す上で、なくてはならない重要な試料で、しかも巨額の税金を投入して調査実行されたものです。また、少なくとも、土壌汚染対策法の規定でも5年間は保管(現状のまま低温保存の場合も)するべきものです。
(略)
その直後に記者会見がありました↓。
2009-07-06
豊洲新市場土壌サンプルの勝手な廃棄に対し、明日7月7日に抗議の緊急記者会見!
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10294263208.html
また、3ヶ月もかけて送られてきた、日本環境学会への回答をご覧ください。
目を覆う不誠実なものです!!!
2009-07-11
転載: これが日本環境学会への、お東京都様からの臆面もない回答文書(豊洲新市場土壌サンプル廃棄)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10297435360.html
この問題は英文でも紹介されています。
Greenvoice
Tokyo in Process of Disposal of the Core Samples !
http://greenvoice.com/campaigns/333-sos-save-our-sushi-save-our-tsukiji/wikis/331/pages/449
〜〜〜
「なんでわざわざ」生産者・販売者・納税者・世界の消費者を危険や不安に落としいれ、つまり決して誰も望まない汚染地域に、築地を官製地上げしなくてはならないのか、改めたこの訴訟を通して、問われるところになると思います。
この裁判が、大きなムーブメントになることを信じています。
これは最近の見学会の画像ですが、棄ててしまうと主張しているのは、こうしたもの↓です。
掘っただけで液状化する新市場予定地土壌(ここにたっぷり汚染)。
スライム(いわゆるヘドロ)をなぜか土壌サンプルケースに素手で詰める様子。
客観的な検証により、真実を明らかにし、日本の食を守るために、汚染を避けるだけでなく野放図な卸売市場の構造カイカクがなされることを含めて、止める必要があります。
また、税金と築地の売り飛ばし代金を使ったこのガス工場跡地の乱開発で、湾岸地区全体の安全が危機にさらされることも、同時に避けなくてはなりません。
追って詳細をお知らせできるかと思います。
===
築地市場移転中止の請願署名用紙(募集中!)JPEG(A4相当)
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