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『最高裁判所裁判官国民審査は事前に裁判官の行状をチェックすべし』
ほぼ日刊クオリティ埼玉のニュース裏読みブログ2009/07/16 16:17
http://qualitysaitama-blog.at.webry.info/200907/article_11.html
総選挙の日程が8月30日と決まった。いまだ「麻生降ろし」で揉めている自民党を尻目にネットジャーナリズムの世界では、着々と動きがある。
その一つとも言えるのが、今度の総選挙を政権選択の選挙と捉えると同時に、最高裁判事の国民審査を厳正に行い、権力構造を変えようという動きである。この背景には、植草事件、佐藤優事件、西松事件などに対する「国策捜査、国際裁判」といった批判の高まりがある。
元外務省職員でイラク戦争に反対し事実上の解雇処分を受けて以降、言論活動を続ける天木直人氏は、「天木直人のメールマガジン」で次のように斬っている。
(貼り付け開始)
今度の選挙で国民の審判を受ける新任最高裁判事の一人に、元外務省事務次官の竹内行夫判事がいる。竹内氏はあの米国のイラク攻撃を支持した小泉政権の下で、憲法違反を承知の上で日本の対米従属外交を推進した外務官僚の最高責任者であった。平和に反する米国の単独主義を容認し、「テロとの戦い」の為に軍事力を再編・強化する米国に、日本の協力を約束した張本人であった。その事によってどれほど日本国民が不幸に追い込まれていく事か。なによりも、憲法9条を踏みにじった人間が、憲法を守る最後の砦である最高裁の判事となる、こんな人事を許していいのか。(中略)我々の一票がこれほどまでに威力を発揮する事は、今の世の中でこの国民審査の投票をおいて他にはない。平和を願う者たちよ、官僚支配のこの国を叩き潰したいと思う者たちよ。今度の総選挙で立ち上がろうではないか。
(貼り付け終了)
この問題に興味を持たれた人は、天木直人氏もメールマガジンで言及している川口創弁護士のサイトを見るといいだろう。川口氏は、「イラク自衛隊差し止め訴訟」で違憲判決を勝ち取った名古屋の弁護士たちの代表でもある。
「Live in Peace.jp」(http://liveinpeace.jp/)と題されたサイトの大きなスペースを占めるのが、「特集記事・あなにもできる一歩」だ。「最高裁裁判官をあなたがチェック!」では、まず衆院選時の国民審査について分かりやすく説明している。続けて、「竹内行夫裁判官にバッテンを!」と呼びかける。
(貼り付け開始)
竹内行夫裁判官は、小泉内閣時代に外務事務次官としてイラク戦争を支持し、自衛隊のイラク派兵を推進した責任者です。08年4月17日、名古屋最高裁判所は、自衛隊のイラク派兵を「憲法9条1項違反」と判断しました。麻生内閣は、「憲法違反」とされたイラク派兵の責任者をわざわざ「憲法の番人」に任命しました。このような人事をあなたはどう考えますか?
(貼り付け終了)
さらに今日、16日の新聞には共同通信配信のニュースでイラク南部にアメリカが使用した劣化ウラン弾の影響で子どもの白血病が激増しているとの記事が出ている。子ども白血病は湾岸戦争前は年間14〜16件だったものが、同戦争後に年間40〜50件となり、さらにイラク戦争後の2008年は167件にも及ぶという。これが偽テロ戦争の真実なのだ。イラク戦争を支持した日本にも当然その責任の一端はある。となれば、責任者だった竹内行夫氏の罪も大きい。×をつけて当然だ。
ちなみに植草事件で上告棄却したのが近藤崇晴、佐藤優氏の上告を棄却したのは那須弘平。この2人に竹内行夫を加えた3人には、私は少なくとも×をつけようと思う。
クオリティ埼玉
http://www.qualitysaitama.com/
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