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2009/8/7 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/88417
民主の女性刺客にアップアップの森元首相が、金メダリストの政治利用まで始めた。2日、大票田・小松市内にある「コマツ小松工場」の工場感謝祭で、アテネと北京の五輪を連覇した同社女子柔道部主将の谷本歩実に「森元首相です」と紹介され、ご機嫌な様子で登壇。坂根正弘コマツ会長と3人でトークショーをやったのだ。
マイクを握った森は、谷本にほほ笑みながら話しかける。質問タイムでは「柔道の世界的な大会にどう臨むのか」「海外の政治家と会う時の心持ちは?」と、世界を相手に戦う谷本と永田町でウロウロしている森を同列に扱うヨイショも飛び出した。選挙のためなら「何でもあり」である。
途中、坂根会長が「(工場を茨城県に)移転する計画があったが、森先生にお願いをして金沢港の浚渫(しゅんせつ)をしていただき、県内(金沢市や小松市)に残ることができました」と話していた。これは森が繰り返しアピールしているポイントでもある。
先月19日の国政報告会でも、森はこう言っていた。
「コマツは工場を茨城県那珂湊に移そうとしていた。小松工場から神戸港に持って行き外国に運んでいたが、年間40億円の運送費がかかっていた。すぐに港に積み込めるところに移そうじゃないかと。そんなことをされたら地元は困る。どこに問題があるのか聞いたら『港がないから』『金沢港には大きな船はつけられない』という。それで『金沢港を深く掘ってくれ。3年間でやってくれ』と財務省に掛け合って予算が通った。それでコマツは残ったのです」
この報告会では、「私なら国交省や農水省に話をつけて全部片がつく」「民主党の田中美絵子候補には加賀飛騨道路の推進は無理」などと大物ぶりも自慢していた。
金メダリストを利用しながら、地元への利益誘導をアピール。これが首相まで務めた大物政治家の振る舞いとは情けない。
(取材協力=ジャーナリスト・横田一)
(日刊ゲンダイ2009年8月4日掲載)
2009/8/7 10:00 更新
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