★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK68 > 729.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【マニフェスト】民主党のFTA方針を批判する前に、シロアリジミンはスタンスを明らかにせよ!【粗探し】:イザ!
戦後政治最大の「天下分け目の決戦」である第45回総選挙であるが、自らの無能無責任さによって国民から三行半を突きつけられているアホウ政権は、自らの政治責任について語ることもなく利権を共にする業界団体やシロアリ産経などとタッグを組んで民主党のマニフェストの粗探しに必死である。
殊に、対米FTAを締結するとした問題に関し、「日本が米国と農産物の価格交渉で勝てると思うか。全部入ってきて『農作物は全部自由化です』と言われてどういう結果を招くか誰でも分かる」などとアホウ太郎は批判した。
これに関し、民主党側もちょっとブレて、「コメなどは関税を引き下げず、農産物自由化をしても戸別所得補償で農家の所得は確保する」と表現を修正する方針である。
民主党に関して言えば、政権を狙う立場であり普通の農家の方々の票を押さえる為、告示前のこの時期に、表現のブラッシュアップや修正が為されるのはやむを得ない。
だが、個人的な考えではあるが、日本が内需を拡大させていくにしても、現状として対外貿易に多くを依存している以上、FTA締結は避けては通れない話であるし、その場合、アメリカとの交渉も当然テーブルに載せるべきである。
その場合において必ず問題となるのが、日本農業の過度な保護貿易主義である!
考えてみれば、WTOのドーハ開発ラウンドが交渉決裂に至ったのも、その主要原因の一つが日本の農業絶対保護主義にあると言っても過言ではない!
そのドーハラウンドが合意されない以上、各国がFTA締結に奔るのは当然の理である!
そして我が国が、対米FTA交渉に臨むのであれば、必ず支障となるのが日本の農業絶対保護主義である!
無論、全面開放などしたら日本農業が撲滅されることは必至である以上、何らかの対応策は必要である。
だが、現在のミニマムアクセス以外の輸入米にかけられている781%という関税はあまりに常識外れたものであり、そのようなものなどアメリカ以外の諸外国でも容認できる数字ではない!
故に、輸入関税を引き下げた場合において、生きてくるのが民主党の掲げる農家への直接所得保障制度である!
無論対米交渉により相手に認めさせる必要はあるが、それを活用することにより、意欲ある農家を極力救うとともにFTAにより貿易を盛んに出来るのではないのか!
それよりも、アホウ政権やその取り巻きどもに問いたいのは、「そこまで民主党を批判する以上、貴様らは対米FTAを締結する気はないのか」ということである!
世界各国が各々FTAを締結して貿易の促進を図っているというのに、貿易立国を自称する我が国が対米FTAから目を背けて今後やっていけるのか?
アホウ政権やシロアリ産経などが民主党マニフェストをこき下ろすのは勝手だが、その前にまず自らのスタンスを明確にすべきである!
いずれにせよ、昨今のシロアリジミン幹部の無分別な発言を見るに付け、政治的に無能なくせに他人の粗探しにだけは秀でていると言える。
この調子でいけば、8月31日以降シロアリジミンは立派な抵抗野党としてやっていけるな(・∀・)ニヤニヤ
http://stamen.iza.ne.jp/blog/entry/1162888/
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK68掲示板
フォローアップ: