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「『私は自殺しないことをここに宣言する。』と記しています。」って、日本はなんひどい国になってしまったのだ。
http://www.asyura2.com/09/senkyo68/msg/617.html
投稿者 南青山 日時 2009 年 8 月 04 日 00:08:35: ahR4ulk6JJ6HU
 

(回答先: 【植草一秀の『知られざる真実』】―植草一秀氏の刑事事件弁護団声明 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 8 月 03 日 23:34:58)

「『私は自殺しないことをここに宣言する。』と記しています。」って、日本はなんひどい国になってしまったのだ。
いや、驚いた。本当に驚いてしまった。収監して人知れず謀殺、のちに自殺と発表、なんてことを心配しなければならないほど、この国は堕ちてしまったのか、と。
北朝鮮や中国、ロシアじゃあるまいし、戦前の日本に戻ったのかよ、と思わず声をあげたくなったが、結局のところ、戦前、戦中、戦後と、この国の大筋のところは何も変わっていないのだろう。
一見、平和で穏やかに見える日本だが、その背後ではさまざまな酷いことが行われ、処理され、忘れられていく。

こうしたことが起こるたびに、小生には思い出す言葉がある。
19世紀の作家ビクトル・ユーゴーが『レ・ミゼザブル』冒頭に掲げたメッセージだ(何年か前にも紹介したが)。

「法律と風習とによって、ある永劫の社会的処罰が存在し、
かくして人為的に地獄を文明のさなかにこしらえ、
聖なる運命を世間的因果によって紛糾せしむる間は、
すなわち、下層階級による男の失墜、飢餓による女の堕落、暗黒による子供の萎縮、
それら時代の三つの問題が解決せられない間は、
すなわち、ある方面において、社会的窒息が可能である間は、
すなわち、言葉を換えて言えば、そしてなおいっそう広い見地よりすれば、
地上に無知と悲惨とがある間は、本書のごとき性質の書物も、
おそらく無益ではないであろう。」(豊島与志雄訳、岩波文庫)

現状を見るかぎり、少し豊かになったかも知れないが、「社会的窒息」という状況はさほど変わりがないように思える。
ユーゴーの述べる通り、「地上に無知と悲惨とがある間は」やらなければならないことはたくさん残されている。
ごく普通の市民にできることは限られているが、できることは実行に移さなければならない。
とりあえずは、間近に迫った衆院選で政権交代を実現することだろう(もちろんそれですべてが解決するわけではないが)。  

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