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http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/03gendainet02042246/
投票まで1カ月。総選挙の勝敗を決する主戦場となるのが「首都圏」の東京、神奈川、千葉、埼玉の71選挙区と、「関西圏」の大阪、兵庫の31選挙区だ。300選挙区の3分の1を占める首都圏・関西圏を自民、民主のどちらが制するかで勝負は決まる。
05年の郵政選挙で自公が300という大量議席を獲得したのは、首都圏と関西圏で大勝したからだ。
東京は24勝1敗、埼玉が12勝3敗、千葉では12勝1敗と圧勝。神奈川にいたっては17勝1敗で、負けた相手は8区の江田憲司(無所属)だけだから、民主相手には全勝だった。
関西でも大阪が17勝2敗、兵庫は12の選挙区すべてを自公が取って完勝した。
首都圏と関西圏の小選挙区合わせて102議席のうち実に94議席を獲得したのである。
「首都圏と関西圏が注目されるのは、議席数が多いからだけではありません。激戦区ばかりのうえ、無党派が多く、あっという間に潮目が変わってしまう選挙区が多いからです。地方は比較的、自民が強い選挙区、民主が強い選挙区がハッキリしてますからね。投票率によってもガラリと変わってきます」(政界関係者)
●首都圏だけで16勝55敗
選挙情勢はどうなっているのか。政治評論家の有馬晴海氏はこう見る。
「前回選挙とは真逆の現象が起きそうです。つまり、自公が90敗でもおかしくない。現時点で、自民が確実に勝てそうなのは、首都圏で10選挙区くらいでしょう。都議選の得票数をそのまま当てはめれば、東京で当選確実なのは石原伸晃と平沢勝栄だけ。埼玉は全滅もあり得ます。千葉は浜田靖一や森英介の大臣クラスは地盤が強いので、2つは死守。神奈川では、甘利明、河野太郎、小泉進次郎、菅義偉あたりは当確候補ですが、3つ取れれば御の字という見方もあります。今回は都市圏で投票率が上がるとみられ、無党派層の多くは基本的に反自公ですから、ますます民主に有利な状況になります」
関西圏も同じだ。自公の組織票が強固だといわれるが、都市部は風向き次第でドミノ倒しのように流れが変わる。
「前回は自公が全勝した兵庫でも、8区の冬柴鉄三が田中康夫の出馬で当選が危うくなるなど、軒並み苦戦している。大阪16区の北側一雄だって、どうなるかわかりません。高齢の中山太郎も世代交代の波にさらされています」(地元紙記者)
週刊誌などの当落予想を基に割り出した落選危機議員は一覧表の通り。甘く見積もっても、首都圏と関西圏で自公は27勝75敗だ。
(日刊ゲンダイ2009年7月31日掲載)
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