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・森田実/2009.8.2(その3)
《新・森田実政治日誌(106)》自民党衰退の原因についての自民党員と支持者の見方
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C05567.HTML
A氏の証言:小渕恵三首相が病気で倒れてから、自民党はおかしくなった。あのあと、密室の話し合いで森喜朗氏が後継の総裁・首相になった。あれ以後、自民党は清和会(岸信介、福田赳夫、安部晋太郎、三塚博、森喜朗…の派閥)体制になった。清和会内閣は森・小泉・安倍・福田と4代つづいた。麻生氏も清和会の支持で首相になった。自民党を衰退させたのは清和会である。清和会体制全盛時代が10年近くもつづいたことで自民党は崩壊した。もう立ち直れないかもしれない。自由党を終わりにした吉田茂の孫が自民党をつぶすのは歴史の皮肉だ。
B氏の証言:ぼくは安倍晋三氏が首相に就任したときから自民党はダメになったと思う。安倍氏を首相にしたのはマスコミで人気が高かったからだ。安倍氏を総裁・首相に選んだのは、自民党がマスコミの人気にすがったことを意味する。これから自民党議員はマスコミに動かされるようになった。安倍氏は若すぎた。しかし首相になりたかった。トップリーダーとしての力量がなかった。これが最大の失敗だった。
C氏の証言:麻生さんを首相に選んだことが取り返しのつかない失敗だった。安倍さんを首相にするときと同じことが起きた。森さん以降、自民党では人物評価が二の次になってしまった。小泉さんがマスコミをうまく使い、マスコミと一体化してから、マスコミの人気第一主義になってしまった。取り返しのつかない失敗だった。
D氏の証言:2009年7月12日の東京都議会議員選挙の敗北で政治の流れは変わった。8月30日の総選挙では自民党は勝てないだろう。都議選敗北の最大の原因は、東国原(宮崎県知事)騒動だった。自民党が東国原宮崎県知事の高いマスコミ人気に頼ろうとしたことで、自民党の信用が失墜した。東国原騒動のあとは、どうしようもなかった。マスコミ人気にすがるようになってからは、自民党は弱くなった。とくに芸能タレントに頼ったことで、国民から信用されなくなった。
いま、このようなヒアリングをつづけている。人それぞれだが、自民党の時代が終焉しつつあることは、全員が認めている。民主党政権は間近だが、同じ過ちを繰り返さないよう注意すべきであろう。
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