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http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-date-20090801.html
週末は、大抵酒浸りならぬ 「ワイン浸り」 になっており、とても更新できる状態ではないので、「秀逸なるコラム」 と題し、トラックバックなどで 「誤魔化す」 ことが多いのですが、本日は例外的に自己更新します。
「出処進退」 っていうのは、政治家に限らず、大人の社会人にとって、とても大事な 「判断」 です。
この判断は、職業倫理が高いモノほど難しい判断となると共に、 「正しい判断」 をしないと、多くの批判を浴びることとなります。
本日のタイトル。
城内実さんの 「とことん信念グログ」 が 「炎上」 しました。
事の発端は、このブログをご覧の皆様はご存知のことと思います。
タレントの眞鍋かをりさんとの2ショットの 「個人演説会告知用ポスター」?(http://www.google.co.jp/search?num=50&q=個人演説会告知用ポスター)を選挙区内に掲示したところ、当のご本人、眞鍋かをりさんと所属事務所から、 「そんなの聞いてないよ」 コールされちゃった、という経緯です。
美爾依センセイ(http://minnie111.blog40.fc2.com/)始め、多くのブロガーが取り上げていらっしゃいますが、公職選挙法(http://www.google.co.jp/search?num=50&q=公職選挙法)に照らした考察を加えているブログはあまりないようです。
この 「言った、言わない」 は、どう見ても城内さんにとって 「分が悪い」 ハナシです。
所属事務所は、「全く聞いていないので、コメントできない。」
眞鍋かをりさんも、
「候補者の方と私が一緒に写っている写真が使われていますが、その方とは全く関係ございません。
1年ほど前に一度だけ対談でお会いしてそのときに写真を撮りましたが、何故その写真がポスターになってしまっているのかわからず困惑しています」
「私は特定の政党や政治家の応援はしていませんし、応援コメントも出していません。何故このような使われ方をしたのか確認して対処したいと思います。」 とのコメントです。
初期判断を誤り、まったく逆の対応をしたため、コトが大きくなってしまったと共に、今後の処理の如何によっては 「政治生命」 にかかわる可能性もあります。
芸能界っていうのは、「気弱な地上げ屋」 のような 「契約社会」 に生きる者からすると、大変 「いい加減」 な業界で、仕事のほとんどが今の世でも 「口約束」 だそうです。
契約書という、後日の紛争を未然に防いだり、紛争が起きたときの解決方法を記した書面は取り交わされません。
こういう業界慣例を知ったうえで、 「知人が写真掲載の許可をとった」 などと抗弁したようですが、こういう抗弁をすれば、世間は 「じゃあ、その知人を出せや」 となるのは必定ですね。
演技力のある、いや失礼!説得力のある 「知人」 が出てくるかもしれませんが、止めたほうが 「得策」です。
眞鍋かをりさんには実害も出ており、番組出演を見合わせているそうです。
まあ、この件は、数日中に城内さんの親分筋でもある、のっしのっしの平沼センセイが 「バー人goo」 のMr. S あたりに頼んで、お互い 「無かったこと」 になるでしょうが、問題は、この 「ポスター」 です。
公職選挙法第143条(http://www.houko.com/00/01/S25/100B.HTM)に、ポスターの作成、及びその掲示についての規定があります。
問題のポスターは、 「後援会が主催する個人演説会の告知ポスター」 だと思われますが、虚偽の告知、つまり 「まったく予定が存在しない」 告知は違法とされます。
先の、眞鍋さんのコメントが、調書として正式証拠採用された場合、まったく予定に無かったハナシを 「予定された個人演説会」 として掲示したのですから公職選挙法違反(http://www.google.co.jp/search?num=50&q=公職選挙法違反)となる可能性が高いでしょうね。
この公職選挙法というのは、いろいろな解釈が可能で、とりようによっては、どうにでも解釈して、根こそぎ 「引っ張れる」 法律です。
小沢代表 (代行) に考え方が近い、神奈川8区の江田さん(http://www.eda-k.net/)が事細かに質問主意書を出して、引っかからないように苦心なさっていますが、それもこれも捜査二課に 「国策捜査」 (http://www.google.co.jp/search?num=50&q=国策捜査)されない(笑) ためです。
国策捜査を指揮監督するこの人は、今回の公職選挙法違反が濃厚な事案を 「どう判断」 するのでしょうか。
見ものですね。
政治家の 「判断」 が、とても 「重いもの」 だと感じさせてくれた、今回の騒動でした。
★とりあえず収束したかに見える城内無断ポスター流用事件だが、火種は残ったというところか。
もっと平たくいうと、検察か、政権与党に、城内脅し用リストに項目が1つ加わったということ。
ところで、ぜんぜん関係ないことだが、元のサイトに江田憲司のリンクが張ってあったので(ここでも張っておいた)、ちょっと覗いてみたら、冒頭のFlashもコケ脅かしであきれたが、サイトデザインがどこかの悪質サラ金風あるいはネトウヨ風で、今時めずらしいくらいの下品な仕上がりだった。
もちろん本人は満足しているのだろうが、こんなデザインにGOを出しているようでは政策もお里が知れるというものだ。
いったいどんな感覚をしているのだろうか。
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