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町長選直前、
衆議院解散直前というタイミングでバタバタと
町長・議会議長の(事前に町民に知られぬ努力の元の)防衛相訪問、
海陸の幕僚幹部を伴った軍用機による防衛相の与那国訪問という、
度派手なパフォーマンス・既成事実造りに端を発した今回の与那国町長選。
本日付の地元紙「八重山毎日新聞」において
両候補の主張がまとめて掲載されました。
(WEB版にアップされるのを待ったのですが、
どうやら外れたようですので、
リンクできません)
現職は当然、1期4年間の実績をベースに、
何をあらため、何を加えるのかが判断基準でしょう。
これに対して新人は、
どの部分が既成から変化し、
どんな裏付けで実現可能となるのか?が評価されなければ成りません。
田里千代基候補です。
当然「自衛隊配備断固反対」です。
「交流」をまちづくりのキーワードに据えるのは当然でしょうが、
その中味に幾つか目を引くものがあります。
住民の英知とやる気で「町が生み出す利益を住民に還元するシステム」づくり
別の箇所で
町民を主体とした総合商社をイメージして、
生産から販売、販路の拡大、雇用と所得拡大を担える
新しいシステムの会社の設立を目指すとされています。
子どもたちが与那国で学ぶ「国内留学制度」
また
小・中学生や青年たちと語り合い、与那国の未来をデッサン
と言ったアイデアが語られます。
この点、どなんとぅが石垣市において描いている構想とかなりシンクロします。
島出身の郷友会員および、与那国ファンに連携・協力・協働を呼びかけ、
ふるさと納税制度の普及や、情報・人材ネットワークの構築に努め、
夢とロマンを共有する一体的なまちづくり
と言うのが結論づけられます。
ひいき目抜きにして、
「自立と未来志向」に特徴づけられる宣言です。
一方で現職・外間守吉候補です。
集中改革プランに基づいた職員削減など行財政改革を進め、
約3億円もの基金(財源)を生み出す
と言う実績を大きく掲げ、
任期中の下水道整備を筆頭とするインフラ整備を実績としてあげています。
幾つかの新規提案のほとんどは新たな(あるいは継続しての)インフラ面の計画です。
さて。
重要な「書かれていない」公約があります。
直前まで無投票か?と噂され、
自信を持って踏み込んだはずの「自衛隊配備」
それに伴う「財源確保」「定住人口拡大」について、
まったく触れられていません。
(告示前の総決起や、出陣式において「住民投票」に言及していたようなので、
争点化はマズい。当選さえすればいかようにも持って行ける。
こんな思惑があるのでしょうか?
なにせ、防衛相に対する要請行動に対して
「事前に手続きしては反対の声が起きる」ということで、
あくまで隠密行動で出かけた御仁なのですから)
田里候補の主張に重要な点がもう一つあります。
「公平・中立でガラス張りの行政」
情報の公開を徹底し、住民の目線に立った住民自治
町長の活動日程の公表、インターネットのブログ等で活動状況をガラス張りに
これらの言葉は、
直前に町民の現在のみ成らず未来永劫に関わる重要な選択を
一部の者たちとの取引で強引に推し進め、
あまつさえ、堂々と公約として訴えることさえ忌避するものには
口が裂けても語ることのできないものばかりでしょう。
全ては1200人あまりの島の有権者の判断に委ねられています。
願わくばネットを通してどなんとぅの訴えを目にされる方が
一人でも
自らの"票"の重さを思い至って頂けますように。
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