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【09衆院選】公明が太田代表、北側幹事長の比例重複を検討へ
2009.7.31 01:30
公明党が次期衆院選で、東京12区(東京都北区と足立区の一部)の太田昭宏代表(63)と大阪16区(堺市の一部)の北側一雄幹事長(56)について比例代表との重複立候補を検討していることが30日、分かった。民主党への追い風が強く、かつてない苦戦が予想され、支持母体の創価学会とともに太田氏らの比例重複立候補もやむなしとみているためだ。
重複が決まれば2トップでは初めて。8月18日の公示日まで選挙情勢を分析し、最終判断する方針だ。
今回の衆院選で民主党は太田氏の選挙区に“刺客”として元テレビリポーターで知名度のある青木愛参院議員(43)を擁立。また、強い組織力を誇る関西でも民主党に追い風が吹き、「幹事長の北側氏でも安泰とは言い切れない」(学会幹部)のが実情だ。党関係者の1人は、「総議席数が増えたとしても代表・幹事長が落選すれば負けだ」と指摘。重複に抵抗感の強い大阪など地元支持組織との調整を進める考えを示している。
北側氏は30日の記者会見で「現時点でそういう話はない。私個人の意見は持っているがそれを言うのは差し控える」と含みを持たせた。公明党は平成12年の衆院選で東京など4ブロックで6人を重複、比例復活で2人を当選させたが、その後は「重複だとかえって小選挙区での動きが鈍る」とみて重複を封印してきた。
一方、新党日本の田中康夫代表(53)が立候補する兵庫8区(兵庫県尼崎市)の冬柴鉄三元国交相(73)は選挙区だけの立候補となる見通しだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090731/elc0907310130001-n1.htm
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