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http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002179172.shtml
社会
田中氏推薦連合見送り 労組は分裂の様相 衆院選
衆院選の兵庫8区(尼崎市)で、民主の支援組織、連合兵庫(森本洋平会長)が“分裂選挙”の様相を見せている。民主推薦で立候補する新党日本代表の新人田中康夫氏(53)の推薦を見送り、社民新人の市来伴子氏(31)を支持する方針を固めたが、傘下労組には田中氏を支援する動きも。8月30日の投開票まで1カ月。まとまるのは困難な状況で、「相手候補(公明前職)を利するだけ」との嘆きも聞かれる。
「田中氏を支援する組合なんかない」。連合兵庫尼崎地域協議会の幹部は、田中氏への敵対心をむき出しにし、こう悔やんだ。「民主が独自候補を擁立していたら、連合としてもまとまりやすかったのに…」
連合兵庫と田中氏の対立は、阪神・淡路大震災後、田中氏が反対した神戸空港の建設問題にさかのぼる。田中氏は「賛成」の立場だった当時の連合兵庫会長などを名指しで批判。その後も組合批判を続けた。ある連合兵庫の幹部は「5月にはすでに、市来氏支持の方向で調整を始めていた」と打ち明ける。
尼崎地協は、連合兵庫が8月上旬にも市来氏の支持を決定することを受け、市来氏への本格的な支援に乗り出す。だが、社民支援に抵抗感のある民主系の産別もあり、一枚岩ではない。
実際、労組出身の民主系市議の1人は「市来氏支持が決まっても、組合ごとに判断は分かれる。自分は田中氏を支援するだろう」と話す。一方、市来氏の陣営は「計算できる票を得られたことは確実にプラスだ」と歓迎。すでに連合兵庫会長の名を入れた選挙はがきも刷り上がった。
田中氏の立候補表明で危機感を強める公明前職の冬柴鉄三元国土交通相(73)の陣営は「一喜一憂する余裕はない」としつつ、「競り合いになれば有利にはなる」との期待も。当の田中氏は29日も街頭で支持を訴え、連合の推薦見送り方針は意に介さない様子だったが、支援する民主県議は「政権交代のためには1票でも増やしたいのに」と不満そうだった。
8区ではほかに、共産新人の庄本悦子氏(54)、幸福実現党新人の角出智一氏(43)が立候補を予定している。
(7/30 11:35)
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