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(回答先: ネットで炎上というが、一体なにをもって「大衆が城内実氏を問題視しているか?」という視点 投稿者 ブッダの弟子 日時 2009 年 7 月 30 日 22:28:15)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0907/27/news008.html
なぜブログは炎上するのか? “嫌いな人が好き”の論理 (1/2)
ジャーナリスト・上杉隆氏と謎のブロガー・ちきりんさんの対談3回目。上杉氏は自分のブログを炎上させたことがあるが、「炎上とは幻想で架空そのもの」という。その意味とは……?
全10回でお送りする、ジャーナリスト・上杉隆氏と正体を明かさない社会派ブロガー・ちきりんさんの対談。なぜ人は、他人のブログに批判的なコメントをつけるのか? ネガティブなコメントばかり書く人の深層心理に迫った。
ちきりん 上杉さんのところに、読者からの批判メールなどは来るのですか?
上杉 自分のブログにメールアドレスを公開していますが、メールアドレスに来るものは真っ当な批判が多いですね。自分の正体(名前など)を明かして「間違っているのでは?」「私はこう思いますよ」といった建設的な批判が多い。
ただコメント欄には、匿名でヒドイものが多いですね。時間がもったいないので相手にはしませんが、やはり実名で書くということはある一定の歯止めになるのでしょう。
以前、ブログで靖国問題のことを書いたら炎上してしまいました。3日間くらい放置していると、700以上のコメントが付いていたので、IPアドレスをチェックしてみた。すると、コメントしているのはたったの4人。
ちきりん えー、たったの4人!?
上杉 このことを知って「しょせん、炎上というのはこの程度のことなんだな」と思いましたね。よく芸能人のブログが炎上することがありますが、炎上とは幻想で、架空そのものです。
1人で400以上のコメントを付けた人に、ブログ上でIPアドレスをさらし「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と書いた。すると次の日から、その人からのコメントはゼロ。逃げてしまったようですね。
ちきりん ブログにコメントを残すと、IPアドレスが残ってしまう。自分の身元がバレてしまうことについて、多くの人は分かっているはず。だけど朝日新聞の記者が、2ちゃんねるに差別的な書き込みをしたため、2ちゃんねるがそのIPアドレスからの書き込みを禁止した。会社のPCから2ちゃんねるに書き込むということは、匿名ではないということ。これが分からないという記者は、あまりにもITリテラシーが低いということですね。
上杉 実は、僕のブログにコメントをつける人の多くは同業者なのです。
ちきりん ということは上杉さんの場合は、メディア関係の人が多い?
上杉 ですね。ブログというのは幅広い人に読まれているように感じるかもしれませんが、僕のブログの読者は身近な業界の人が多い。なのでブログの批判といっても、リアルの世界とあまり変わらないですね。
ちきりん ブログでコメントをつけるという行為は、ストレスを発散させたいからでしょうかね? 1人で何百ものコメントをつけたり……。
上杉 人のブログにゴチャゴチャ書くというのは、やはり暇な人が多いのでしょう。あとはブログを書いている人が気になるから、コメントをつけているのかも。
ちきりん 野球でいうと巨人は嫌いなのに、毎晩、テレビで巨人戦を見ている――。そんな人が人がブログにコメントをつけているのかもしれませんね。
例えば私のブログの場合でいうと、毎日のようにネガティブなコメントをつける人がいます。しかもブログをアップした1時間後には、もうコメントがついていたり。この人はある意味、一番のファンかもしれないですね(笑)。
上杉 きっと“嫌いな人が好き”なんですよ。僕のブログにコメントをつけるという人は、「上杉隆のファン」だと思っていますから(笑)。本当に嫌いだったら、わざわざその人のブログなんて読まないですよ。だからブログに批判的なことを書く人はファンなので、大切にしなければいけませんね。
ちきりん アンチ巨人という人はいますが、アンチ楽天とかは聞いたことがない。それは巨人が圧倒的に人気があるから。巨人が大好きだからネガティブな感情になるのかもしれませんね。
上杉 アンチ自民党はいても、アンチ少数派政党という人なんて聞いたことがない(笑)。
ちきりん 確かにそうですね(笑)。強すぎる人・組織・団体に対し、アンチが生まれますが、そうでなければアンチは生まれないということですね。
上杉 憧れと愛情の裏返しですよ、きっと……。
ちきりん だからよけいに恐い部分もあったりして……。例えばビートルズのジョン・レノンが殺されたように。
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