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(回答先: 民主マニフェストは「レーガノミクス」 田中良紹の「国会探検」 投稿者 紅の酢豚 日時 2009 年 7 月 30 日 07:35:11)
現在の世界的な経済バブルの崩壊の遠縁は1980年代から行なわれたいわゆる「レーガノミクス」にあるというのは経済界では常識だと思うが。
規制を次々と撤廃し、市場原理主義を徹底する。政府はできるだけ関与することなく、神の見えざる手によって市場経済は発展し続ける。
競争から脱落した者は自己責任であるから支援処置は不要だとする。
レーガノミクスの結果、はじめは順調に経済は発展したが、そのうち小さなバブルの発生と破裂が起きるようになった。2000年代はじめの
米国ITバブルの発生と崩壊、1998年のLTCMの破綻。その他1997年のアジア経済危機、とそれに続くロシア経済の破綻、そして最後のとどめが
2005年から始まった米国住宅バブルの発生とそれを可能としたサブプライムローンの発明だ。そして全世界的な金融バブルの発生。
これらすべては、レーガノミクス政策の当然の帰結だ。規制のない自由市場で強欲な資本主義が発達した。金儲けに目がくらんだ者たちが
住宅価格はあがり続けるという幻想に取り付かれ、結果的に住宅バブルの崩壊により、レーガノミクス政策の破産が証明された。
ふたたびレーガノミクス政策を繰り返そうという愚策だけがごめんこうむりたい。
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