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医師会、自民と距離? 両にらみ、民主推薦も【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009072902000271.html
2009年7月29日 夕刊
8月30日投開票の衆院選に向け、自民党の有力な支援団体の一つである医師会の動向に注目が集まっている。
政権交代が現実味を帯びる中、中部地方では、自民の候補予定者に推薦を出すのを見送ったり、自民・民主の双方の候補予定者に推薦を出す例がじわりと増加。
「自民党と距離を置こうとしているのでは」との憶測を呼んでいる。
長野県医師会の政治団体である長野県医師連盟は、2区で自民候補予定者の推薦を見送る方針。
過去の国政選挙では5選挙区すべてで自民を推薦してきたが、今回は2区のみ自主投票となる見通し。
後期高齢者医療制度に反対、というのが表向きの理由だが、「自民党離れも一因」と関係者。
自民党の医療政策をめぐっては、診療報酬の抑制路線などに医師連盟の反発は強く、茨城県では全7選挙区で推薦候補を自民から民主へ切り替えた。
中部地方でも「ある程度、民主に票は流れる」(福井県医師連盟幹部)との見方が強い。
愛知県医師連盟は、与党の候補予定者にしか推薦を出さない方針だが、傘下の各地区の医師連盟は自由に推薦を出せる。
2、9、14区で前回同様、自民、民主双方に地区連盟が推薦を出す方針。
新たに7区で、東名古屋医師連盟(同県日進市など)が同様の対応をする。
三重県では、民主党の有力議員らが出馬する1〜3区では、自民と民主の候補予定者を両にらみで推薦。
これは4年前の衆院選と同じ対応というが、民主陣営の出陣式で「医師会の代表があいさつに立つこともある」という。
一方、保守王国の岐阜、福井両県では、すべての選挙区で医師連盟は、自民の候補予定者だけを推薦する。
ただ、岐阜の同連盟幹部は「最近の政治情勢を勘案すれば、民主党と意見交換することもある」と従来にない配慮をみせる。
滋賀県医師連盟は衆院選の支持政党は「未定」としているが、幹部の一人は「昔に比べて、医師は選挙での影響力を失っている。
支持を出しても、実際は形だけだ」と、“集票マシン”としての組織力に陰りが見える。
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