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中田・横浜市長が辞任表明 8月衆院選は出馬せず
横浜市の中田宏市長(44)は28日午後、市議会議長に辞職願を提出した後に記者会見し、正式に辞任を表明した。2期目の中田氏の任期は来年4月までだった。
横浜市長選は衆院選と同じ8月30日となる見通し。中田氏は8月の衆院選には立候補せず、政局の動向を見極めて国政転出への対応を決めるとみられる。後継に、いずれも女性の市の幹部と元幹部が浮上している。
中田氏は会見で「来年度の当初予算から新市長が組むのが望ましい」と、この時期の辞任理由を説明した。「今後は一国民として政治を刷新したい」と強調。松山市の中村時広市長や東京都杉並区の山田宏区長と秋にも立ち上げる政治団体「『よい国つくろう!』日本国民会議」を中心に活動し、新しい日本のあり方を提言するとしている。
会見では、大阪府の橋下徹知事らとともに呼び掛け人になった地方分権を推進する「首長連合」の活動も続けると表明した。
中田氏は26日夜、後援会幹部との会合で市長選への不出馬を表明。市政運営に一定の成果があり、横浜開港150周年の今年を区切りに判断したという。
中田氏は青山学院大卒で松下政経塾出身。細川護熙元首相や小池百合子元防衛相の秘書を務め、1993年の衆院選で日本新党公認で初当選。衆院3期目の2002年の横浜市長選で、当時、政令指定都市では最年少の37歳で初当選した。
中田氏をめぐっては、交際していたと主張する市内の元クラブ従業員女性が08年、慰謝料3千万円の支払いを求め横浜地裁に提訴している。
2009/07/28 14:18 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072801000176.html
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