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まず最初に、http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/seisaku2009/img/INDEX2009.pdf
から、2009民主党政策集の該当箇所を引用する。
警察改革
捜査用報償費等を裏金化していたとされる不正経理や情報の漏洩、警察官による犯罪等さまざまな不祥事が続発し、警察行政への信頼が低下しています。これら警察不祥事に関して公安委員会の存在感は極めて薄く、その役割が改めて問われています。
警察を監督する公安委員会の体制を強化するとともに、その事務を警察自身が行っているという矛盾を解消するため、国家公安委員会・都道府県公安委員会に独立した事務局を設置します。また都道府県知事や都道府県議会による監督の強化や、苦情処理制度を大幅に拡充し、市民の声を反映した警察行政を実現します。
治安対策
検挙率向上のため、日常生活に密着した「地域・刑事・生活安全」にかかる警察機能を拡充します。また、地域社会の防犯活動を支援します。
治安・防犯の確保のためには、警察の捜査能力の向上が必要ですが、その一方で警察権限の無制約な拡大は、捜査権の乱用やプライバシー侵害などの弊害を招くことが懸念されます。こうしたことが市民の警察捜査に対する不信や非協力につながり、結果として治安の向上に悪影響を生じかねません。防犯カメラ・Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)・DNA鑑定等、新たな捜査手法の利用にあたっては、人権に配慮して運用ルールをしっかりと定めるとともに、個人情報保護の観点からの法規制を含めた検討を進めます。さらに盗聴・盗撮による被害が深刻化していることから、これらの取り締まりを強化します。
以上引用終わり。
警察に関してもっとも大きな問題は、警察機構が日本における最大の権力機構として機能してしまっていることにある。どう考えても不合理なのに、誰も文句をつけることが出来ない状態にあり、政治やマスコミをコントロールするリモコン装置として働いてしまっているのだ。法治国家にあってもっとも権力があるはずの国会議員でさえ何も異議を唱えていないことがあまりに異様であり、そのような状況で、公安委員会に独立した事務局を作っても気休めに過ぎない。
その典型例は、2008年11月17日、さいたま市で起こった元厚生事務次官夫妻の刺殺事件だ。自首してきた小泉剛の30年以上前に飼い犬が保健所によって処分された敵討ちだと言う言い分をそのまま認めてしまっているが、到底納得できるような動機ではない。そもそも、小泉剛のこの5・6年の生活費の出所がはっきりしないし、翌日、都内で小泉剛によって襲われ怪我を負ったとされる元厚生事務次官の吉原健二さんの妻は小泉剛を直接見ているはずだが、その目撃証言も一切報道にあがらない。普通であれば、政治家や高級官僚が、「このような動機はあまりに不自然で信じることが出来ない。もっと捜査をするべきだ」と声を上げるはずだが、どういった声すら上がらず、マスコミも警察発表をただ垂れ流すだけだ。
その他、どうにも警察発表があまりに不自然で、信用できないものが、報道されているだけでも、かなりの数ある。2002年10月、都内世田谷区の自宅で、民主党・石井紘基議員が刺殺された事件もアパート代を借りに行って断られたと言う動機だと言うが、あまりに不合理だ。
警察改革を言うならまず捜査の可視化が必要であり、取調べの全面録画が必要だ。また、捜査報告書を刑事事件の時効が過ぎた時点で、少なくとも被害者が閲覧できるようにするべきだ。殺人事件の時効が無くなる場合は、事件発生後15年で、一定の手続きを踏んだ場合に、誰でもがその時点での捜査報告書を閲覧できるようにするべきだ。この場合、警察が収集した証拠は全て閲覧対象とするべきだ。また、警察官が取る調書にしても検事が取る調書にしても、被疑者が書くのではなくて警察官や検事が書いたものにサインをする形になっている。これを、被疑者本人が自分で書く形にするべきだ。知的障害者など、書くことに問題がある場合は例外とすればいい。
次に治安対策だが、民主党の書いていることは何もやらないと言っているに等しい。防犯カメラなどの運用ルールを定めるというなら、少なくとも、「防犯カメラの映像は最低限3ヶ月は保存し、必要なときは公開する」というような具体的なルールを明記するべきだ。また、犯罪の発生状況を市町村単位で詳しく公開するべきだ。毎週、全ての刑事事件について、その発生地区、時刻、被害の状況などを警察署の窓口で書類で公開するとともに、インターネットでいつでも見ることが出来るようにすればいい。現代の警察は、特定の対象者について、「このような容疑があるのだが、何か知らないか」とさまざまな人に聞いて回り、しかも、そのことを秘密にさせておくことが出来る。こういった不法な活動を許さないためにも、市町村単位で犯罪の発生状況を100%公開する必要がある。
石井こうき代議士刺殺事件 【事件概要】 2002年10月
僕は、きちんとした根拠を持って、かなり大きな重要な問題を指摘し、それに対する対処法も示そうとしている。僕の投稿を妨害しても、それは、結局、自分たちがバカな社会を作ることを進めるだけだ。その結果、多くの人が苦しむし、そんなに時間的なずれが無い状態で、あなたたち自身が苦しむことになるよ。いい加減にバカな妨害は止めろよ。
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