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http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090728
読売新聞が、23日付の世論調査の記事において、民主党の鳩山由紀夫代表の支持率が現実よりも急落し、自民党の麻生太郎総裁の支持率が現実よりも上昇しているように見えるグラフを捏造して掲載していたことが、この問題を検証した政治学者の菅原琢氏によって立証された。問題のグラフは、自民党の麻生総裁と民主党の鳩山代表のどちらが「首相にふさわしいか」という世論調査の結果を示したものだが、前回の調査(45.9%)から今回の調査(39.8%)への鳩山代表の支持率を急角度で描き、あたかも支持率が急落したかのように演出する一方、前回の調査(21.1%)から今回の調査(22.1%)へわずか1%しか上昇していない麻生総裁の支持率を全体的に10%以上も底上げして描き、両者の支持率に大きな差がないように見せかけていたのである。記事中に詳しい数字を書きながらも、その横にグラフを加えるのは、視覚的に把握したほうが数字の変化が分かりやすいためだが、そのグラフを捏造して多くの読者に調査結果とは違う印象を与えようとしたことは、悪質極まりない情報操作と言わざるをえないだろう。検証を行なった菅原氏は「こんなグラフがデスクや校閲などをすり抜けて世の中に出てしまうこと自体、組織が機能していない証拠である」「読売新聞社はメディアの社会的役割を放棄していると指摘されても、文句は言えないだろう」と厳しく批判している。(2009年7月28日)
「菅原琢氏による検証記事」
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0907/0907240666/1.php
★検証記事をざっと読んだだけでは、すぐにその悪質性が理解できなかったが、よく見る内にそのひどさがわかってきた。
たぶんぱっと見にはよくわからないだろうし、些細な操作だから、それほど大きな印象操作にはならないだろう。
しかし、この図のようなことが、あらゆる図面、言葉の端々で行われているとしたらどうか。
図面はデータを捏造しているわけではないが、ある方向に、言い換えれば読売新聞の望む方向に読者が印象を受けるように操作されている。
このようなことが、毎日、あらゆる細部で行われていれば、最終的に購読者を洗脳することも可能になるだろう。
情報操作をねらった図面の制作は、担当者の判断だけでできることではない。
どう見ても、読売新聞全体の意志が働いた結果である。
そして、それは政治的意図を持っており、この国の進む方向を恣意的にねじ曲げようとしている。
こうした洗脳新聞は、もし購読者がいるとしたら、とっとと講読停止にすべきである。
まあ、読売新聞の購読者の多くは(朝日新聞と同様に)こうした洗脳記事を読みたがっている人なのだろうが(もちろん朝日の読者はこうした洗脳記事を嫌うだろう)、もし公明正大と思って講読している人がいるなら、講読停止がもっともダメージを与える方法であるということを知っていただければと思う。
ちょうどジョージ・オーウェルの名作「一九八四年」の新訳版が店頭に並んでいるが(村上春樹の「1Q84」の余波でもあるだろうけれど)、このSFに描かれた悪夢のミニチュア版といえるだろう。
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