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(回答先: 【失敗したら即辞任:今回、政権交代に失敗したら民主党はオシマイ】政権交代実現できなかった場合は自らに責任=鳩山民主党代表 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 7 月 28 日 09:22:37)
逃げ腰麻生首相、勝敗ライン質問に逆ギレ
衆院は21日の本会議で解散された。麻生太郎首相(68)は会見で自民党内の混乱を謝罪、「命をかけて戦う」と意欲を示したが、勝敗ラインには一切触れず「逃げの麻生」を露呈。小泉純一郎元首相と同じ赤いカーテンを使った演出も、生かし切れなかった。両院議員懇談会では、涙目で結束を要請。自民党は表向き、一致結束の選挙戦に突入。一方、民主党の鳩山由紀夫代表は、政権交代に自信をみせた。
会見の最後、麻生氏がキレた。与党の勝敗ラインに関する質問に「安易に言うのは軽率」とかわし続ける麻生氏に、「与党で過半数を割った場合の責任に、言及しないのはいかがなものか」との指摘が出た。麻生氏はむきになり「選挙で負けた話が前提の質問に、私が答えることができると思いますか。選挙、今から戦うんですよ。その心構えなくして選挙は戦えない。あらん限りの力を振り絞るのが選挙だ」。細田博之幹事長は「公明党と合わせ、与党で過半数(241議席)」との認識を示したが、麻生氏は最後まで勝敗ラインに触れなかった。
昨年9月の就任から10カ月がかりで、悲願の自力解散にこぎつけた。この日の会見は、まさに晴れ舞台。6月下旬から「パソコン内の文章に何度も手を入れてきた」(周辺)ほどで、晴れの場では、勝敗というナーバスな話に触れたくなかったようだ。「厳しい選挙になることは覚悟している」としながらも、明確な責任論には言及しなかった。
麻生氏は会見前、05年の郵政解散に踏み切った小泉純一郎元首相の会見も参考にしたとされる。えんじ色のカーテンも当時と同じだった。違ったのは勝敗への覚悟。小泉氏は、「与党で過半数割れなら退陣」と明言、退路を断つことで劣勢予想をはねのけた。一方の麻生氏は会見後、周囲に、勝敗ラインの明言を避けた理由を「自民、公明両党で過半数なんて低すぎるだろ」と語り、河村建夫官房長官らと杯を傾けた。
解散前から「根拠なき自信」(自民党関係者)といわれた強気一辺倒の態度は、この日も健在。民主党の政策を「けた違いのばらまきだ」と批判し「政党の責任力を問う。日本の未来に責任を持つのは、私の信じる自民党だ」と強調した。その半面、一連の発言を反省し、党の混乱を謝罪せざるを得なかった。
「自民党も私も改めるところは改め、真の国民政党に生まれ変わる」とアピール、「安心社会実現選挙」と命名した戦いは、民主党と政権をかけた生き残り競争でもある。麻生氏の勝利に対する覚悟。果たして、どこまで国民に印象づけられただろうか。
[2009年7月22日7時47分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090722-521624.html
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