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[参考情報]『自民党=暴政&寄生虫論』のご案内
<注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090811
【画像】チェコ、バーツラフ広場の風景(2009.3.21、撮影)
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・・・ヴァーツラフ1世(Vaclav1/ボヘミア公、チェコの守護聖人ともされる/位:921 - 935)の名に因むこの広場は、事実上は大通りですが“広場”と呼ばれており、『プラハの春』では、ここに多くの人々が集まりデモと街頭演説が繰り広げられました。
・・・しかし、ソ連軍の戦車が広場に入り込む事態となり、多くの犠牲をもたらしました。1989年の『ビロード革命』のときも、多くの人々がここに集まり「ハヴェル(反体制運動の指導者)を城へ」と叫んだことは余りにも有名です(参照 → http://www.revo.uh-oh.jp/revo/b.html)。
・・・二枚目の画像は、この広場の突きあたりにある国立博物館(Narodoni Muzeum)とその前に立つヴァーツラフ1世の騎馬像です。
・・・三枚目の画像は、ヴァーツラフ1世の騎馬像の辺りにある、「第一次世界大戦後、チェコスロヴァキア共和国が成立(1918)するまで犠牲となった人々のためのメモリアル・プレート」です。
・・・四枚目の画像は、英雄ヤン・パラフ(Jan Palach/カレル大学学生)のメモリアル・プレートです。なお、このヤン・パラフの焼身自殺に衝撃を受けた20人ちかい若者たちも尊い命を絶っています(この画像はウイキメディアより)。
・・・・・以下、本論・・・・・
“寄生虫(自民党)に寄生する”ごとき公明党がシッカリとサバイバル作戦に着手していることは流石です(参照、下記◆)。
◆公明党のサバイバル作戦に乗った全国知事会【公明のB層作戦!】 → 分権公約採点、自公が民主上回る 知事会の評価特別委=全国知事会、政権公約を評価 公明がトップ66.2点、自民60.6点、民主58.3点、http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009080801000646.html
しかし、これは『B層作戦=竹中平蔵式バカの作り方』(参照 →
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090106)の応用であることが分かります。
それに、ここには肝心の「地方分権」を担うべき全国知事会の程度の低さ(利権組織&圧力団体のボスザル化したという意味で・・・)が現れています。
また、世界潮流への目配りもないまま、まともなコメントも書かずに、こんな低レベルのB層向きの情報を垂れ流すマスメディアも相変わらずのマスゴミぶりです。
ともかくも、今は、飲み屋のリップサービスか偽装看板のごときマニフェストなどに踊らされることなく、8/30の総選挙を前に「自民党による悪政の根本」(=自民党の暴政の実績)をシッカリ捉え直すことが肝要です。
ので、下に『暴政に関する著書(二冊)の案内』と『“自民党=寄生虫論”のブログ』の記事を転載しておきます。
【暴政論の著書、二冊】
■将基面貴巳・著「反“暴君”の思想史」(平凡社新書) ¥780.−+税
■藤原 肇・著「さらば、暴政―自民党政権 負の系譜」(清流出版) \1,470.−
・・・一冊目(将基面氏の著書)は、小泉政権の走り頃に出版された「暴政のテキスト」というべき名著です。書名そのものに「暴政」は書かれていませんが、第二章『暴政とは何か』があります。以下は、これらの本の紹介です。
『今の日本に最も必要な政治の指南書としての良書』投稿者 MAGIC、http://www.asyura2.com/09/senkyo68/msg/999.htmlより
「反“暴君”の思想史」の著者の将基面貴巳教授については、「さらば暴政」の中に色んな形で紹介がおこなわれています。
特に暴政の反対語は善政ではなくて、共通善という言葉だということの紹介が「反“暴君”の思想史」で行われたようで、これを明治以来の日本文化は見落としていたようです。
「反“暴君”の 思想史」と「さらば暴政」の両所は、日本の大学生全員が読んだらいい良書だと確信します。しかも、どうやら若き日の将差面先生は藤原記者の読者のようであり、著者に宛てた読者からの手紙がこの本の中に引用されていて、その真摯なやり取りの様子を読んで感銘を受けました。
今の国内ではほとんど見かけなくなっ た師弟愛というものに触れて、日本の外ではこんな人間関係があるのかと思い、最近になって失われてしまった日本人の美点にめぐり合った感じがします。
『山岡記者が絶賛している暴政論の先駆的な名著』投稿者 海野雄吉、http://www.asyura2.com/09/senkyo68/msg/1006.html
辣腕記者として森喜朗の売春取締り逮捕事件をスクープした、山岡記者の有料ブロッグに出ていた書評を紹介する。
山岡俊介の「ストレイ・ドッグ」より http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/
<書籍紹介>
『「さらば、暴政」自民党政権ー負の系譜』(藤原肇。清流出版)
2000年5月に小渕首相が急死して以降、森→小泉→安倍→福田→麻生と、国民の意思とは何ら関係なく、わが国リーダーが自民党内で、世襲代議士を中心に たらい回しされたのは周知の通り。
その失政による亡国現象の段階は、それまで4段階中の2の「愚行」だったところ、この間に、3の「覇権欲」も飛び越し、いまや最悪の「暴政」段階にまで突入していると筆者は分析する。
そして、戦前の「大学は出たけど」「農家の娘売り」の現代版、「ニート」や「フリーター」 が蔓延のなか、放浪の自由に続き、あの時代同様、軍隊に収容される時代が来ようとしていると警鐘を鳴らす。
この間、小泉や安倍といった個別かつ部 分的な政治状況を批判する本は数あれど、本書のように、今日の政治状況を、わが国、まして世界的な歴史(戦前のファシズム台頭時など)との類似性を比較し、論評するものは皆無と言っていい。
フランスで理学博士号を取り、その後、世界を動かす「石油」の仕事に米国において長く関わり、40代初めにして、世界の動向に危機感を抱き、以降、国際コメンテーターとして活動している藤原肇氏(71。米国資本主義の崩壊を見届けて以降は、台湾在住)だからこそできる 仕事だろう。
藤原氏の批判は、愚民工作に邁進するわが国のジャーナリズムにも向けられている。
そして、そのなかでもテレビをフルに活用し、「小泉劇場」を演出した小泉と、独・ヒトラーとの共通項にも言及、断罪する。
民主主義が愚衆主義に転化したのが、小泉首相の時期で、歴史は衆愚主義が暴政を生むことが多いことを証明しているという。
日本の現状は1930年に似ており、このままでは、格差社会拡大から来る暴動鎮圧のため、治安出動と戒厳令が許容され、権力はますます肥大化し、あのジョージ・オーウェルの「1984」体制が確立するだろうという。
その視点は斬新かつ先駆的で、必読の書といえる。
・・・
『小泉政権によって暴政が日本で確立した/“さらば、暴政―自民党政権 負の系譜”について』投稿者プラトンの友、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090810へのコメント&レスより
プラトンの友 2009/08/11 06:55
目の前で起きているものを暴政と理解しないで、それを放置してきた怠慢により、日本人は自分たちの住む社会を損なってしまい、世界から物笑いになっていることを実証的に示した本書は、日本国民として選挙前にぜひ読んでおくべきものである。
著者の説によると暴政という言葉は日本ではタブーであり、明治以来これまで暴政というタイトルの本は限られていて、全部で僅か三冊しか出ていないという。
また、暴政の政治学的な位置づけは、軽度のものから愚行、腐敗、覇権欲、暴政と進むが、小泉政権によって暴政が日本で確立し、それが亡国現象を国民に実感させているのである。
し かもそれはネオコン政治の世界化と軌を一つにして、資本主義世界の破綻と結びついていたが、それを日本において模倣したのが安倍内閣だった。だから、著者 は未熟で幼稚な安倍のネオコン政治を徹底的に批判し、麻生内閣は安倍内閣の金魚の糞に過ぎないと断言する。実に明確なネオコン政治の総括の書であり、その 批判は他に類書がないほど鋭い上に、歴史における相似象の指摘が教訓的である。
プラトンの友 さま コメントありがとうございます。(toxandoria)
“小泉政権によって暴政が日本で確立し、それが亡国現象を国民に実感させつつある”という認識は同感です。
問題は、それが本当に国民一般の投票行動へ結びつくかどうか? ということですね。
どのような事態であれ100点満点の解答はあり得ませんが、一般の国民自身が、まず自らの批判力を投票行動でリアルに実感できることが第一歩だと思います。
・・・
【“自民党=寄生虫論”】投稿者Luxemburg、『オバマ・クリントンの外交』DATE:2009/08/09(日) 07:01 CATEGORY:未分類、
http://luxemburg.blog112.fc2.com/blog-entry-134.htmlより
拉致問題が進展しないとされる日本とは異なり、鮮やかに人質問題を解決して見せたアメリカのオバマ政権。前大統領のブッシュが行くのではなく同じ民主党 のクリントン元大統領が行くというあたり、政権への浮揚効果も高い。強硬派にも配慮し、あくまでも民間人が行って交渉したんだ、と発表する念の入れよう。
その上解放された人の会見がどこまで計算されたものなのかはわからないが、とにかく心憎い。
曰く、いつ収容所に送られるかとびくびくしていたら、こっちに来いといわれ、扉を開けたとき、そこにいたのはクリントン元大統領だった・・・すばらしいド ラマ仕立てで、そのとき人質の記者たちに見えたクリントンの姿と、日本の政治家とを重ね合わせるとその落差にため息が出てくる。
小泉・ブッシュ 時代の前の総理といえば森ですか。ドアを開けてそこに森がいたら、「あ、やっぱりこいつもグルだったのか」というドラマにしかならないだろう。これではまるで安いVシネマだ。 もちろん、クリントンは在任中北朝鮮との対話を進め、問題解決の一歩手前まで話を持っていった人物であり、ブッシュの人気が低落し、嫌われ者だったとか 共和党だからクリントンになったというわけではないだろう。それにしても鮮やか、そして日本との落差をまざまざと見せ付けられたという印象を持つのは当然 だ。
◇ 拉致問題も自民党でなければ解決できた
しかし、実はアメリカの外交が特別鮮やかなのではないと私は思う。というのは拉致問題においても小泉の前の森政権において、拉致被害者たちが第三国で発見 されたというストーリーで解放するという北朝鮮からの非公式打診があり、それに応じて森元首相が第三国発見案をブレアにペラペラしゃべり、話がおじゃんに なっただけで、拉致問題も人質問題も、北朝鮮側から解決したいとのオファーがあった点は同じである。戦争中の敵同士でも水面下ではどのあたりで手を打つと いう交渉は行われるのであり、表向きは憎々しげに相手をののしっていても、水面下の取引はきちんとするのが外交というものだ。
しかし、日本はそ のチャンスを生かすことができなかった。ブレアにペラペラしゃべっておじゃんになったという話がまことしやかに言われるが、確かに森は自分が拉致問題を解 決したという手柄を取れそうになってうれしくなり、ついついしゃべってしまったのかもしれない。しかし、ブレアだってバカじゃない。そんな自国の利害に影 響しない話を「森から聞いたんだけどさぁ」なんて吹聴して回るわけはない。仮に会談でほかの者が聞いていたとしても、話をその範囲で止めることは十分可能 である。
ということは、拉致問題を解決せず、政治問題化して、被害者の人権を踏みつけてでも党利党略に利用しようとする自民党の意向が働いてい たから長期化し、問題が複雑になったというのが真相だろう。その効果は抜群だった、拉致被害者を先頭に立てて土井たか子の落選運動をやるなど、当時の野党 の本丸を攻略するために存分に利用できた。自民党の党利党略のために支払われた金もあるという(過去記事)。
◇ 自民党は保守ではない
多くの人が、自民党と民主党、両方とも保守なんだから大同小異であるなどという。しかし、残念ながら自民党は保守ではなく、保守の皮をかぶった寄生虫に過ぎない。
私は、何とか主義にしたいなどと立派な理念を掲げているわけではない。将来的にそういうことについて考えることがあるかもしれないが、とりあえずは目の前の病気と戦っているような段階で、それだけで手一杯である。
だから泥棒やスリは追い出したいが、「保守」政治ならそれでかまわないのである。実際、日本の伝統を守ることはすばらしい。私などは江戸時代の日本のすば らしさを何度となく書いてきて、筋金入りの保守である。むしろ、西松建設から金をもらい、二階道路などと言われるような公共事業を引っ張ってきている自民党のほうが日本の国土と自然を食い物にする寄生虫であって、保守的な私からは許せない行為といえる。
(関連参考情報)
寄生・住血吸虫が取り付いた美しい日本、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070609
テケテケ助平劇で恥をかきつつ “腐っても鯛”のつもりの『腐れ自民党』へのレクイエム、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090703
真夏の夜の夢『怪談、寄生虫が取り憑いた美しい国の呪縛』からの展望、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070808
Disinfection:Celine Dion - Just Walk Away
[http://www.youtube.com/watch?v=QB-kr0EbQew:movie]
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