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1970年代半ば以後の自民党を政策面から支えつづけてきた優秀な政策参謀が政界を去る。自民党の終焉を象徴するいぶし銀のような政策参謀・ナンバーツーの“引退”である。
7月19日、自民党津島派会長の津島雄二税制調査会長が次期衆院選への不出馬と政界引退を表明した。選挙前のさわやかな引退である。
実は、私は津島さんと何回か会ったことがある。それは、津島さんの会に私を時々講師として招いてくれたからであった。
私は、2001年4月に小泉政権が登場した瞬間から、小泉政治の危険性――とくに新自由主義、ブッシュ政権との一体化・従属化、財政再建至上主義、極端な「小さな政府論」などをきびしく批判していた。この頃から自民党関係からの講演依頼は激減した。小泉首相の人気が高まるにつれて、この傾向は強まった。私が郵政民営化を徹底的に批判するようになってからは、数名の個人的に親交のある議員以外、自民党議員との接触はほとんどなくなった。そんななかでも津島さんは私を講師に招いてくれた。黙って、何気なく、私を講師に招いてくれた。津島さんは勇気のある政治家だと感じたものだった。
津島さんは私より3学年先輩だが、先輩風を吹かせることは一度もなかった。津島さんは秀才として知られた人だが、私の前でそんな素(そ)振りを表に出したことは一度もなかった。津島さんは謙虚な人だった。政治的見解を異にしていたが、誠実で親切で謙虚な政治家だった。
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