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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090723k0000m010115000c.html
衆院選:候補者擁立作業 与野党ともに最終段階に
今回の衆院選は準備期間が長かったこともあり、与野党ともに候補者の擁立作業は最終段階に入っている。
自民党は22日現在、次期衆院選に小選挙区で287人、比例代表で22人の立候補予定者を公認。小選挙区では公明党の立候補予定者8人の推薦を決めており、青森1区、栃木3区、神奈川9区、福岡11区、宮崎1区の計5選挙区が与党の空白区となっている。
自民党の調整が難航しているのは、山本幸三氏と武田良太氏の前職2人が競合する福岡11区と、中山成彬前国土交通相が引退を撤回し、上杉光弘元参院議員と公認を争う形になっている宮崎1区。中山氏は「引退表明は昨秋の国交相辞任のけじめだったが、衆院選が先延ばしになり、情勢が変わった」と一歩も引かない構えだ。自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相の栃木3区では、対立候補の擁立を検討しているものの結論は出ていない。
自民党はこれまで、小選挙区で公明党・創価学会の支援を受ける代わりに、比例代表で公明党に票を融通する形で協力関係を築いてきた。しかし、今回は、事情は一変。比例代表に重複立候補する自民党候補にとって小選挙区で落選した場合に復活当選できるかが比例票にかかってくるため、公明党に協力する余裕がなくなってきているようだ。
民主党は連立相手に想定する社民、国民新両党との競合をできる限り避け「野党統一候補」としての擁立を進めてきた。前回は300小選挙区で289人を公認したが、今回は22日に入党した福井2区の糸川正晃氏も含め公認候補を265人(前職110、元職44、新人111人)に抑え、代わりにほかの野党や無所属の候補23人(22日現在=社民12、国民新8、新党日本1、無所属2)を推薦。さらに兵庫8区に出馬する新党日本の田中康夫代表を推薦する方針だ。
推薦せずに支援する候補も4人いるほか、岩手4区は引き続き小沢一郎代表代行が出馬する方向。候補が固まっていない空白区は太田昭宏公明党代表の地元・東京12区など6選挙区となっている。
社民、国民新両党と調整できなかった選挙区もある。社民党は31選挙区で公認候補を擁立。神奈川12区など約半分の選挙区で民主党と競合する。国民新党が候補者を立てる9選挙区で民主党と調整がついていないのは岡山2区のみだ。
共産党は、小選挙区での候補者擁立を抑制。前回の275選挙区から152選挙区に減らし、比例ブロックでの議席確保を重視した戦いを展開する。【中田卓二、渡辺創】
毎日新聞 2009年7月22日 22時01分(最終更新 7月22日 22時10分)
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