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<日弁連>取り調べの全面可視化 絶対に必要/冤罪事件の当事者が集会で訴え【救援新聞】 以下は「救援新聞(2009年7月25日号)」から直接転載。 ======================================== <日弁連>取り調べの全面可視化 絶対に必要/冤罪事件の当事者が集会で訴え/ジャーナリスト 鳥越俊太郎さんも賛同
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10305181870.html から転載。
2009-07-22 20:26:23
gataro-cloneの投稿
テーマ:人権侵害/冤罪
集会ではジャーナリストの鳥越俊太郎さん、茨城・布川事件の桜井昌司さんが講演を行い、つづいて、元裁判官の安原浩さんを交えて、パネルディスカッションが行われました。足利事件の菅家利和さんは会場から電話をつなぎ、氷見事件の柳原浩さんは会場で、取調べ全面可視化の必要性をそれぞれ訴えました。
ウソをつく警察
鳥越さんは「ザ・スクープ」等のテレビ番組で冤罪事件や警察の裏金問題・権力犯罪などをとりあげているジャーナリスト。取材のなかでも警察がウソをつきつづけていることを暴露しています。警察が自ら交番を爆破し、共産党員を犯人にデッチ上げた菅生(すごう)事件、20人の無実の労働者が列車転覆の犯人とされた松川事件を、小学校から学生時代にかけて見てきた経験から、「警察はウソをつくだけでなく、デッチ上げをやるということを学んだ」と語りました。また、いずれの事件でも裁判所がその虚構を見抜けなかった事実を指摘し、「(日本の)司法制度というのは、根底から腐ってるんじゃないか」と懸念を表明しました。その上で、「警察・検察は、全面可視化にすると『日本の治安に影響を与える』と国民を脅している。しかし、検察が有罪を立証するための録画しか行わない一部可視化では意味がない。(自白の任意性が争われたときに)検証できる保証が必要」と、取調べの過程すべてを録画することにに賛同の声を上げました。
冤罪生まぬために
桜井さんは、「自白」を録音したテープが警察によって編集されたこと、すらすらと自白」できるように何度も取調べられた経験を挙げ、警察・検察が全面可視化を拒否し、一部録画でごまかそうとしていることに対して、「これからも冤罪を作り続けると言ってるのと同じだ」と厳しく非難しました。
柳原さんは、自身が取調べで、警察から「『はい』か『うん』しか答えるな」と言われたことなど、警察の思うままに調書が作られた実体験を語り、「取調べの全面可視化は絶対に必要だ」と強調しました。
会場から電話をつないだ菅家さんも、取調官に受けた暴力を克明に語り、「もうどうでもいいや、となって自白してしまった」と当時の心境を語りました。
元裁判官の安原さんは、「自白調書を安易に信用してはならない」としたうえで、調書に依存している今の裁判を批判しました。
最後に、取調べの全過程の可視化実現を求めるアピールを採択しました。
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【関連サイト】
<菅生事件のこと>共産党は自民党のプロパガンダというのをよく聞くが
松川事件(Wikipedia)
検証 三鷹事件
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