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昨日の解散後、地元選挙区に戻ってマイクを握った。阿佐ヶ谷駅南口で、荻窪駅北口で、西荻窪南口で約1時間づつ語った。嬉しかったのは、大勢の人たちが足を止めて聞いてくれたことだ。演説を終えると、拍手をしてくれた人たちと握手をしてエールの交換をする。あらかじめ決めていた訳ではないが、自然と次のような語り口になった。「過去の選挙では、政府・与党の批判を強くしてきた。また、昨日までは自民党内の混乱についても、東国原騒動や署名運動などに触れた意見も言ってきた。しかし、今日からはもう言わないことにしました。」 「自民党の批判はわかった。ところで、野党が連立政権をつくったら何をやってくれるのか。社会は変わるのか、変わらないのか。医療や福祉をよくすると言うが、財源があるのか。この声に今日は答えたいんで」と言うと、何人かの人の足が止まった。 道路特定財源の例を挙げた。「道路宣伝ミュージカル」を問題にした質問ばかり報道されたが、私が検査した阪神国道事務所でも、道路所長の独任決裁で「未来道路ビジョン策定」「道路交通需要予測調査」などの3000万円、1億2000万円というコンサルタントへの支払いが簡単にされていた。そのひとつひとつの報告書を取り寄せてみると、潤沢な予算をいいことにして湯水のように税金が流れ込む仕組みとなっていたのだ。昨年の国会で徹底的にやったから、具体例は枚挙にいとまがない。 「まず、『鉄のコンクリートの公共事業の無駄』に切り込みます。『道路をつくるか、つくらないか』という話ではなくて、天下り官僚の財団法人や独立行政法人、また長い年月癒着してきた関連企業に流れていく「道路の金脈」を解きあかし、無駄な支出をあぶり出すために、まずは天日にさらします。これが、政権交代の効果の重要なひとつです。道路関係では田中角栄さんの時代から、「高速道路建設」「道路整備期成」などの名をつけた業界団体が山のようにつくられてきた。これらの団体が「予算構造」とセットになっていて、道路特定財源が流入する仕組みとなっている。だからこそ、こうした団体が「道路特定財源断固維持」を呼号して、これらの団体が国土交通省・道路事務所や与党議員と一体となって、「道路の王国」を築いてきたのだ。 私たちは『鉄のコンクリートの公共事業からみどりといのちの公共投資へ』という方向で社会を変えたいと考えている。情報公開によって、これまで「政官業のトライアングル」の中に隠れていた無駄金を引っ張りだして、福祉・医療分野に振り向ける。また雇用も農業・林業を中心に若い世代が自立的な展開が出来るようにサポートするように予算を使いたい。 表通りで人の声がするので出てみると、ちょうど「皆既日食」が雨雲の合間から鮮明に見えていた。雲がフィルターの役割をしているために、日食グラスなく見ることが出来た。解散の翌日の皆既日食、やはり世の中は大きく変わろうとしているサインにも思えてきた。 |
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