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’09衆院選:衆院解散 8小選挙区、熱い夏(その1) /静岡【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090722ddlk22010330000c.html
◇自民「知事選バネに戦う」/民主「8分の8夢でない」
衆院は21日解散し、8月18日公示、30日投開票の衆院選日程が確定した。解散から投票日まで40日間の戦いの火ぶたが切って落とされ、立候補予定者は街頭や集会を奔走した。5日の知事選、12日の東京都議選など主要な地方選で連勝した勢いを「政権交代」につなげたい民主党。対する自民、公明両党は連立政権の実績をアピールすることで「逆風」に立ち向かおうとしている。県内8小選挙区の熱い戦いが事実上、スタートした。【総選挙取材班】
◇公明・共産・社民も抱負
自民党県連の小楠和男幹事長は、県庁で会見し「(反自民の)風向きが今から変わることは期待できない。日本の将来に向けての政策をしっかりと掲げて選挙戦に臨む」と意気込みを語った。知事選敗北との関連については「知事選を小選挙区別に見ると、我々が応援した坂本さんの得票は、民主系の2人を足した得票に、1区として勝てていない。衆院選はその結果をバネにして、新たな気持ちで戦う」と述べた。
民主党県連の岡本護幹事長は、会見で「せっぱ詰まった『無理やり解散』だ」と指摘した上で、「衆院選は、政策を中心とした戦いとなる。目標は小選挙区全部取ること。8分の8も夢ではない」と強気に語った。一方で「衆院選は、知事選のように取り組めば十分戦いうる。ただ、知事選の得票が衆院選の得票とイコールではない。候補者別に見れば、自民党の力は計り知れない」と警戒した。
公明党県本部の蓮池章平幹事長も、記者会見で「どこが政権担当能力があるかを選ぶ選挙だ。有権者に正しく判断してもらうため、しっかり公明党の政策を訴えたい」と話した。
共産党県委員会の山村糸子委員長代理は「『ルールある経済社会を作る』と『自主・自立の平和外交の実現』を旗印に掲げ、希望と安心のもてる日本の実現を国民に訴える」とのコメントを出した。
社民党県連合の桜井規順代表は「新しい平和と生活優先の政治を創(つく)る時が来た。比例投票の東海ブロックで比例単独候補をたて、議席を確保したい」との談話を発表した。
◇「政権交代」「風変える」−−候補予定者街頭で訴え
県内8小選挙区に出馬予定の候補者はさっそく、街頭で支援を訴えるなどの選挙活動を本格化させた。
民主党の県内立候補予定者8人は、東京の党本部で公認証書を受け取った。前職の田村謙治氏(4区)は「政権交代という大きな転換で政治を一新したい」、新人の斉木武志氏(7区)は「自民政治を続けるのか、しがらみのない政治に変えるのかを訴える」と話して「政権交代」をアピールした。前職の細野豪志氏(5区)も解散直後、国会前で「我々の考えを伝えるには(選挙開票日までの40日は)短すぎる。政権交代の必要性をしっかり訴えていく」と話し、夕方にはJR三島駅前で街頭に立った。
一方、自民党の立候補予定者は厳しい選挙戦を訴える。前職の片山さつき氏(7区)は「風を変える攻めの一手を打たなければ」と厳しい表情。前職の斉藤斗志二氏(5区)は「投開票日まで長いので有権者に説明する時間がある。向かい風でも進むヨットの戦法で(逆風の中を)行く」。前職の上川陽子氏(1区)は「いよいよ来たという感じ。逆風だがやるしかない」と語り、両氏とも夕方、選挙区内の街頭で帰宅途中の通行人らに支持を訴えた。
また、無所属元職の城内実氏(7区)は「前回(2005年)と比べて民主の風が吹いている」と話し、「厳しい戦いを勝ち抜く」と話した。
◇県内の選挙区割り
<1区>静岡市葵区(瀬名川3丁目の一部除く)・駿河区・清水区楠の一部
<2区>島田・焼津・藤枝・牧之原市、御前崎市の一部(旧御前崎町)、吉田・川根本町
<3区>浜松市天竜区の一部(旧春野町)、磐田・掛川・袋井・菊川市、御前崎市の一部(旧浜岡町)、森町
<4区>静岡市清水区(1区以外)、葵区瀬名川3丁目の一部、富士宮市、富士市の一部(旧富士川町)、芝川町
<5区>三島・御殿場・裾野市、富士市の一部(旧富士市)、伊豆の国市の一部(旧伊豆長岡町)、函南・小山町
<6区>沼津・熱海・伊東・下田・伊豆市、伊豆の国市の一部(旧大仁・韮山町)、東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆・清水・長泉町
<7区>湖西市、浜松市北区、浜北区、西区、中区(西丘・花川町)・南区(増楽・高塚・東若林・若林町)・天竜区(3区以外)の一部、新居町
<8区>浜松市東区、中区(7区以外)・南区(同)の一部
◆予想される顔触れ
◇1区
上川陽子 56 [元]特命担当相(3)自前
牧野聖修 64 [元]党文科相 (3)民元
池野元章 49 党県委員 共新
中野雄太 35 幸福県代表 諸新
◇2区
原田令嗣 57 [元]文科政務官(2)自前
津川祥吾 37 [元]党県副会長(2)民元
浜口亘弘 41 幸福県副代表 諸新
◇3区
柳沢伯夫 73 [元]厚労相 (8)自前
小山展弘 33 [元]団体職員 民新
江頭俊満 46 幸福県副代表 諸新
◇4区
望月義夫 62 [元]副国交相 (4)自前
田村謙治 41 [元]財務省職員(2)民前
神沢一正 47 幸福県副代表 諸新
◇5区
斉藤斗志二 64 [元]防衛庁長官(7)自前
細野豪志 37 党政調副会長(3) 民前
堀慎太郎 34 幸福県副代表 諸新
◇6区
倉田雅年 70 副総務相 (3)自前
渡辺周 47 党副幹事長 (4)民前
加藤恵三 54 幸福県副代表 諸新
◇7区
片山さつき 50 [元]経産政務官(1)自前
斉木武志 35 [元]NHK職員 民新
竹内隆文 51 幸福県副代表 諸新
城内実 44 [元]外務省職員(1)無元
◇8区
塩谷立 59 文科相 (5)自前
斉藤進 38 [元]衆議員秘書 民新
平賀高成 55 党県常任委員(1)共元
小西高靖 54 幸福県副代表 諸新
名鑑の見方=氏名、年齢(7月21日現在)、主要な職業・肩書、党派名(自=自民、民=民主、共=共産、諸派=諸)、当選回数、前職・元職・新人の別。
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