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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0721&f=politics_0721_009.shtml
【内閣支持率】麻生内閣に優しいのは20〜30代だけ?
2009/07/21(火) 21:11
麻生内閣の支持率は40代と50代で有意に低下し、それぞれ8.7%と7.1%であり、再び両世代同時に一桁となった。30代で14.4%、60upでは11.8%と極めて厳しい数字がでている。麻生首相に優しいのは10代と20代だけである。自民党支持率と比較すると、20−30代では大差ないが、40代以上になると自民のほぼ半分に減ってしまう。今回、不支持率の方には有意な変化が見られない。
自民党は10代、40代、50代で支持率が有意に低下した。不支持率も増加している。民主党は10代と30代を除く全世代で有意に支持率が増加している。
以下の分析で、支持率等の「増加」「減少」の統計的有意性の評価は、前回(二週間前)からの変化に着目してコメントしている。また、「最低レベル」「最高レベル」とはそれぞれ最低記録や最高記録から1ポイント以内に迫っていることを示している。また「最低」「最高」は2003年2月以降の期間についてのものである。ただし、60up世代については2007年8月以降となる。
〈支持率〉
10代26.8%(+0.7←+0.5)
20代20.0%(▲1.5←▲1.1)
30代14.4%(+1.3←▲2.6)
40代 8.7%(▲2.3←+2.1)有意に減少
50代 7.1%(▲1.4←+0.3)有意に減少
60up11.8%(▲0.5←▲0.7)最低レベル
〈不支持率〉有意な変化無し
10代49.3%(+0.9←▲2.5)
20代54.8%(▲3.3←+1.5)
30代62.8%(▲2.4←+2.3)
40代71.6%(+1.6←▲1.7)
50代76.2%(▲1.5←▲0.7)
60up75.5%(+0.9←▲0.2)
〈支持と不支持の格差〉
10代で26.8%−49.3%=▲22.5(←▲22.4←▲25.4)
20代で20.0%−54.8%=▲34.8(←▲36.6←▲33.9)
30代で14.4%−62.8%=▲48.5(←▲52.1←▲47.2)
40代で8.7%−71.6%=▲62.9(←▲59.0←▲62.9)
50代で7.1%−76.2%=▲69.1(←▲69.2←▲70.2)
60upで11.8%−75.5%=▲63.7(←▲62.2←▲61.7)
支持 内閣 vs 自民 vs 民主
10代 内閣 26.8% 自18.9% 民26.3%
20代 内閣 20.0% 自21.9% 民35.1%
30代 内閣 14.4% 自16.9% 民42.7%
40代 内閣 8.7% 自14.4% 民48.0%
50代 内閣 7.1% 自15.3% 民51.0%
60up 内閣 11.8% 自20.5% 民57.8%
( )内は過去2回の調査の変化量を示す。
* * * *
今回の調査期間は2009年07月16日(木)から07月21日(火)午前10時まで。調査結果に影響を与えたと思われるおもな報道を以下にまとめる。
7月12日の都議選は54.49%と高い投票率となり、民主党が20議席増の54議席を獲得し都議会第一党になった。自民は10議席を失い38議席に落ちた。自民党の東京都連会長の石原伸晃氏の泣きそうな表情の写真が新聞紙面を飾った。自民党はこの日、奈良市長選でもほとんど無名だったという33歳の民主党候補に敗退している。
一夜明けた7月13日、野党は内閣不信任案を提出したが、14日、衆議院与党はこれを否決した。参院で首相問責決議案が可決されたことで国会審議は事実上終わってしまった。
「東国原劇場」は多くのメディア露出を稼いだが、結果的には自民の窮状を強く印象づけ、7月14日に、都議選大敗などを理由とした古賀氏の辞意表明と、知事の撤収宣言とともに閉幕となった。
都議選大敗をどう受け止めてのことなのか、麻生首相は、7月21日解散、8月30日総選挙の日程を決意したと報じられた。
7月14日の自民党代議士会で麻生氏に退陣を求める発言をする中川秀直氏を背後の席からギョロリと睨む麻生氏のコワイ顔をとらえた写真が話題となったが、このところメディアは麻生首相の冴えない表情の写真を好んで掲載する傾向が顕著である。
閣僚の与謝野氏と石破氏は、7月15日官邸に麻生首相を訪ねて会談し、その後、中川氏の署名依頼に応じたと報じられた。両氏は首相に退陣を促していたと報じられた。
中川氏は両院議員総会の開催を求めて議員133名の署名を提出した。が、党執行部は解散当日の21日に「懇談会」を開くとした。自民党の内紛は見るに堪えないドタバタ劇と化している。
自民党の長老であり津島派の会長である津島雄二氏が7月19日、突然、引退表明をした。自民党は青森1区の後任候補者を公募するという。
国民新党の亀井静香氏は今度の解散は自民党の解散だと評した。
自民党は昨年9月、総選挙を念頭に国民的人気の麻生太郎氏を総裁に担いだが、当時、解散できなかった福田内閣の最後の支持状況は以下のような数字だった。現在の内閣支持率と比較すると、どっちもどっちと言えそうだが、敢えて評するなら、コドモの支持は増やしたが、オトナの支持は大きく失った、と言えるだろう。
調査期間 2008−08−28〜2008−09−02
〈福田内閣支持率〉[現在の麻生内閣支持率]評価
10代13.0%[26.8%]◎
20代13.1%[20.0%]◎
30代 9.5%[14.4%]〇
40代10.2%[ 8.7%]×
50代10.8%[ 7.1%]×
60up19.1%[11.8%]××
〈福田内閣不支持率〉[現在の麻生内閣不支持率]評価
10代61.8%[49.3%]◎
20代61.8%[54.8%]◎
30代68.3%[62.8%]〇
40代67.9%[71.6%]×
50代72.2%[76.2%]×
60up65.7%[75.5%]××
各年代別のサンプル数(レスポンス数)は以下のとおり。
15−19歳608 20−29歳635 30−39歳829 40−49歳1124 50−59歳1484 60up1979
2007年7月の参院選直後のレス数を100%とした場合の今回のレス数の水準。
政治への関心レベルの一つの尺度と見ることができる。
15−19歳84.2% 20−29歳73.2% 30−39歳73.5% 40−49歳84.3% 50−59歳80.0% 60up91.2 %
[お詫びと訂正]前回のコメントで横須賀市長に当選した候補が民主党推薦だと書きましたが、これは誤りでした。正しくは新市長は政党の推薦を受けていませんでした。訂正してお詫びします。
※当データは株式会社ライフメディアが運営する『iMiネット』の会員向けに行った調査結果です。(情報提供:株式会社ライフメディア)
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