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(回答先: 【動画:雪印牛肉偽造税金泥棒を内部告発して地獄を見た男】NHK再現ドラマ たった一人の反乱 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 7 月 21 日 11:25:25)
組織内部で問題が指摘され、ごく当然のようにその問題が処理され、一定の罰が与えられることが良くあります。多分、現実の社会では内部告発と言うよりも、ごく普通に、「これはちょっとおかしいのでは」という声が上がり、それによって違法行為が是正されていくと言うことの方が、内部告発としてことさら取り上げれるよりもずっと多いはずです。
食肉偽装事件で、あそこまで問題が大きくなったのは、時期的な問題、つまり、911の事件後で、さまざまな意味で内部告発が恐れられたこと、次に、食肉偽装事件そのものがアメリカ産牛肉に絡んでいたことの二つの要素があるはずです。
エイズ薬害事件のときも、厚生省の官僚の一人が厚生省を退職し、新聞に告発記事を送り、それが新聞に掲載されました。
しかし、もっとずっと根が深い、もっとずっと影響力のある問題についての告発の場合、いくら内部告発者が活動しても、マスコミがそれを取り上げず、大規模な世論コントロールがされてしまうのだと思います。
いつも疑問なのは、そういった世論コントロールを担当している方たちが、果たして、問題になっていることをそうやって世間の人々から隠してしまい、結局、問題をより深刻にしてしまうことに何の疑問も抱かないのかと言うことです。自分たちは一般市民とは違うと考えているのか、または、問題そのものが理解できていない、または、理解できないように彼ら自身が情報操作されているのか、そのどちらかであるのでしょうが、世論作りということ、つまり、一般的に言うコマーシャル、広告宣伝工作と、明らかに事実と異なることを世間に広めることはまったく違うことで、間違った世論コントロールは結局、社会そのものを衰退させ、世論コントロールをしている人たち自身の未来をもだめにするのだと思います。
食肉偽装事件で情けないと思ったのは、共産党や社民党の人たち、組合関係者がほとんど何もしなかった点ですね。
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