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衆院:政権選択へ、あす解散 首相4人、たらい回しの4年
麻生太郎首相は21日に衆院を解散する。第45回衆院選(定数480=小選挙区300、比例代表180)は「8月18日公示−同30日投票」の日程で行われる予定。民主党が政権を奪取するか、自民、公明両党が政権を維持するかを焦点に、解散から投票まで戦後最長40日間に及ぶ事実上の選挙戦が始まる。05年に当時の小泉純一郎首相が「郵政解散」に踏み切ってから4年。この間、首相は安倍晋三氏、福田康夫氏、麻生氏へと1年おきに3回代わり、自民党の総裁交代による政権の「たらい回し」への批判も強まった中での衆院選となる。
首相は21日午前の定例閣議で、憲法7条(内閣の助言と承認による天皇の国事行為)に基づく衆院解散を閣議決定。閣議後に解散詔書が内閣から皇居に届けられ、天皇陛下の署名を受ける。衆院本会議は午後1時から開かれ河野洋平議長が解散詔書を読み上げて解散になる。政府はその後の臨時閣議で衆院選の日程を正式に決める。
執行部に両院議員総会の開催を求める署名に加わった与謝野馨財務・金融担当相が解散の閣議書に署名するかが注目されている。与謝野氏は明言を避けているが、「署名するだろう」(政府高官)との見方が強まっている。
自民党は定例閣議後に党本部で両院議員懇談会を開き、東京都議選など地方選敗北の総括を行う。首相は団結して衆院選に臨むことを訴える意向だ。
現行憲法下で22回目、通算45回目となる今回の衆院選は、昨年9月の麻生首相就任直後にも行われるとみられていた。しかし、首相は選挙情勢が厳しかったことも念頭に、世界的な経済危機の対策を優先するとして解散を先送りしてきた。内閣支持率と党勢が低迷したまま任期満了(9月10日)直前の衆院選に突入する「追い込まれ解散」となる。
自民党は前回05年9月の「郵政選挙」で296議席を獲得する大勝利を得たが、07年7月の参院選で惨敗し、参院は与野党の逆転状況が続いている。【高塚保】
毎日新聞 2009年7月20日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090720ddm001010069000c.html
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