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「都議選の結果、衆院選に影響」9割、「麻生おろし」理解できない55.9% FNN世論調査
7月20日12時12分配信 フジテレビ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090720/20090720-00000410-fnn-pol.html
自民党が敗北し、民主党が躍進した東京都議会選挙の結果が「衆議院選挙に影響する」とみる人が9割に迫る一方、自民党内の「麻生おろし」は理解できないとする人が55.9%にのぼることが、FNN世論調査でわかった。
衆議院解散を控えた19日までの2日間、全国の有権者1,000人から回答を得た電話調査によると、麻生内閣を「支持する」人は15.9%と、6月より1.6ポイントの微減、「支持しない」も71.4%でほぼ横ばいだった(-1.3)。
項目別では、「景気対策」(24.2%)、「外交政策」(28.4%)で「評価する」が微増したものの、「指導力」への評価が1けた台に落ち込み(7.5%)、判断の「ブレ」や党内混乱への厳しい視線が見てとれる。
都議選での自民敗北の翌日、衆院解散の意向を示した麻生首相については、「説明に納得できる」と「思わない」人が55.6%にのぼり、「都議選の責任」については取るべきと「思う」人(46.6%)と「思わない」人(46.7%)が拮抗(きっこう)した。
しかし、「麻生おろし」の動きについては、理解できると「思わない」人が55.9%と過半数を占めた。
民主党の鳩山代表との比較では、「信頼できる」(23.1%対54.8%)、「首相にふさわしい」(20.3%対44.6%)などで、鳩山代表が支持を減らしたものの、依然、倍以上の差がついている。
与野党全体での「首相に一番ふさわしい人」では、自民党の舛添厚労相(15.2%)と民主党の岡田幹事長(12.9%)が大きく支持を伸ばす一方、両党のトップは支持を減らした(鳩山代表 = 8.7%、麻生首相 = 3.8%)。
また与謝野財務相とともに、閣内から麻生首相に直談判した石破農水相(4.1%)が、麻生首相を上回る支持を得た。
自民党からの出馬要請を受け、その後、断念した宮崎県の東国原知事について、自民党の要請が適切と「思わない」人が8割を超え(85.3%)、今回の出馬見送りは適切と「思う」人は9割を超えた(93.7%)。
知事が今後、国会議員に転身すべきと「思わない」人は3分の2に迫ったが(66.1%)、騒動が地方分権に注目を集める効果はあったと「思う」人も7割を超えた(72.3%)。
また、知事などによる支持政党の表明や選挙応援には「期待しない」人が6割を超えた(61.9%)。
政党支持率では、自民党が0.3ポイント減らして2割を割り込み(19.8%)、民主党は4.7ポイント増やして3割台に戻した(32.8%)。
衆院選の比例区で「投票したい政党」でも、微増の民主党(46.0%)と微減の自民党で差は開いた(23.7%)。
政党のイメージ調査では、民主党が「親しみが持てる」(36.4%)、「政策がよい」(35.0%)、「党首が好き」(26.6%)、「頼りになる」(26.6%)で「第1党」となったが、「人材が優れている」で自民党を(民主 = 28.0%、自民 = 30.1%)、「クリーン」で共産党を(民主 = 13.4%、共産 = 17.9%)それぞれ下回った。
衆院選について、「投票しようと思う」人は9割を超え(91.8%)、都議選の結果が「影響すると思う」人もほぼ9割(89.9%)となった。
小選挙区で投票する際「重視する要素」では、「政党の政策」(49.5%)、「候補者個人」(30.9%)と続き、「政党の党首」はわずか3.7%だった。
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