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法華経の教えの一つに、利他の精神の教えがある。まさに、その教えに背く現公明党と創価学会幹部は、一体何者の仕業なのだ。
1.仏教とその経典には、日本の文化の創始源流の黎明期に伝わった。
私が尊敬する哲学者梅原猛氏の著作の聖徳太子【集英社文庫 聖徳太子1~ 】で、詳述、研究されてい る。
2.その著述の年表の中に、次のように記述されている。
西暦538年 百済の聖明王より、仏像と経論をおくられる。
西暦540年 都を大和の磯城郡の磯城嶋金刺宮に遷す。高句麗、百済、新羅、任那朝貢す。大伴金村、任那4県割譲問題で、大連を辞任。
西暦541年 百済聖明王、任那諸国の王、日本府、ともに任那の復興をはかる。
西暦543年 津守連を百済に遣わし、任那の復興を促す。
西暦545年 百済、天皇のために、丈六の仏像を造る。
西暦547年 百済救援の軍を求めてくる。
西暦548年 高句麗南下して百済を攻める(独山、馬津城)。百済、新羅に救援をめ、日本には、派遣中止を求める。
西暦550年 百済、高句麗の奴、捕虜を日本に献じる。
西暦552年 百済の聖明王、仏像・経論を献じる。蘇我稲目、これを小墾田の家に安置し、向原の家を浄めて寺とする。
西暦553年 百済、救援の軍を求めてくる。
西暦554年 百済再び救援の軍を求めてくる。百済、五経博士、易博士、医博士、楽人等を献じる。百済に、兵千人・馬百匹・船40隻をおくる。新羅との戦いで聖明王戦死する。
西暦555年 百済王子余昌、弟の恵を遣わして、聖明王の死を報じる。
西暦560年 新羅、朝貢する。
西暦561年 新羅の使者入朝するが、百済より、下位に序列されたのを怒り、帰国する。
西暦562年 新羅の官家を滅ぼす。新羅征討の詔を下す。代将軍紀男麻呂が、任那に渡り、新羅と戦う。大伴狭手彦に命じて高句麗と戦わせる。新羅、朝憲する。
西暦570年 蘇我稲目没。仏像崇拝に反対していた物部御輿ら、寺を焼き、仏像・経論を難波江に流す。高句麗の使者、越国に漂着する。
-------途中省略【以下年表引用は終わり】
聖徳太子 西暦609年 勝鬟経儀疏(しょうまんきょう)の著作を始める。小野妹子ら帰国
聖徳太子 西暦611年 勝鬟経儀疏を著す。新羅、任那朝貢する。
聖徳太子 西暦612年 維摩経儀疏(ゆいまきょう)の著作を始める。
聖徳太子 西暦613年 維摩経儀疏を著す。
聖徳太子 西暦614年 法華経儀疏の著作を始める。
聖徳太子 西暦615年 法華経儀疏を著す。
(【以下年表引用は終わり】)
このように、当時の朝鮮半島には、百済、新羅、高麗の三国の攻防・抗争の背景に、当時の中国の中で、当時の文帝の下で、庇護された仏教は繁栄流布されたのであるが、その後世において、仏教が、やがて、廃れるようになり強大勢力化した隋の皇帝 煬帝の政治、統治の国際的な拡大支配の目論見による朝鮮半島の歴史的な支配権の抗争に係わる様になり、その干渉による緊張と攻防の影響があったのである。
【参考リンク】;煬帝とは(wikipedia):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%AC%E5%B8%9D
朝鮮半島での、この百済、新羅、高句麗の三国の攻防戦の影響が、日本の統治政権へも波及し、影響していたのである。
仏教は、大乗経と小乗経の二つに大別されているがその大乗経が伝えられた仏教の主流となって、クマラジュ等によって、インド〜シルクロードを経て、西域の中央アジア、中国や朝鮮半島を経て、伝えられ、もたらさせたのである。 その背景には、人類、民族の壮絶な文化の伝来のドラマが秘められいて、人間の情熱が隠されているのである。
小乗仏教は、インドから東南アジア、ビルマ、タイ、カンボジア、インドネシア等に伝わり、広く分布していった。今現在において、その仏教の興亡において、すでに、歴史の中で埋没したものもある。
大乗仏教は、今でも、日本の文化の創生に影響を与えており、日本の文化の一つの大きな源流となっている。
現在の中国では、宗教は、共産主義の政権のもとで、禁止されている。
マルクス共産主義思想の始源において、宗教は、麻薬であると教えているのである。
人類の民族間の悲惨な抗争の歴史の中で、この仏教の発展が、時の流れの中で、姿、形を変えながら、絶えることがなく続けられてきているのである。
悲惨な民族間の抗争よりも、もっと賢い方法があるのではないかと考える人々がその時代の中で、思念して、つくりあげて、後世に伝えられてきたものが、仏教なのである。
歴史の中で、権力や民衆が、仏教に係わり、あるいは偽善的に利用して、宗教的な信仰心を、権力抗争に利用して、社会のかく乱を招くことが、歴史の中に、多く刻まれているのである。
日本の歴史において、戦国時代の権力争奪抗争の騒乱で、本願寺顕如、顕忍等の寺領の独立自治の支配権をめぐり、一向宗の門徒衆を駆り立てて、当時の室町時代の末期(最後)の将軍職を織田信長から、追放された足利義昭氏と組んで、その宗教指導者による、一向一揆の闘争が長期に渡り,その時代の社会を騒乱に、引きずり出し、多大の悲惨な結果となる状況・影響を生み出したこともあったのである。 後に、その一向衆は、比叡山に逃げ込み、織田信長、豊臣秀吉によって、比叡山の焼き討ち等の騒乱を巻き起こしたのである。支配権による抗争を避けるべきために思念されて、生まれた仏教を逆に支配権の道具として、悪用し、その宗教的な独立自治のための権力の獲得の道具にされてしまったのである。ここに、宗教指導者の愚かさと宗教権力者の欺瞞性が存在しているのである。悲惨な目にあったのは、その宗門の門徒の人々である。
参考リンク:一向一揆とは: http://kamurai.itspy.com/nobunaga/honganzi.htm
人類の社会の歴史の中で、宗教の発展の過程において、宗教の創始者の理念や想念の解釈に変質と改変が意図的になされ、その宗教の改質や変質が行われて、やがては、その宗教の指導権、支配権をめぐり、内部権力抗争にいたる場合もあったのである。
時代的な社会背景の流動につれ、本来の宗教的な創始者の始源の想念、理念から、やがて、変質・乖離して、その宗教を継続する過程で、その宗教指導権をめぐる抗争による、内部分裂が、自然発生的に、起されるのである。狂信的な宗教原理主義者による社会の撹乱が引き起こされるのである。
この内部抗争は、原始の想念が、物理的な原理である、時間的な拡散や変質によって、引き起こされるのである。この現象は、宗教だけで、発生するものでははない。政治的、文化的な人知の社会の時代的な流動に伴いながら、自然的な動きで、生まれて来るのである。
この内部分裂によって、どちらが、優れているとかの抗争の結果は、やがては、時間や時代を後にして、みなければ、わからないのである。
宗教の持つ特有性の中に、その宗教の発展のための進行過程において、あらゆる方法による広報、宣伝がその宗教の権力指導者等により、狂信的、偽善的な意図を覆い隠して、行われることがあるのである。自己の優位性を強調させるために、他に対する相違するものを、敵対化、相対化させて、自己の優位性・優越性を掲げて、自己の特別な存在感を強調し、自己の既得権力の保身のための行動をとるようなことも歴史的に、しばしば、引き起こされている事である。
宗教の根源は、支配権の獲得においての抗争や闘争でなく、人間社会の共同性を高揚させるべきもの精神性の追求がなければならないのである。宗教の文化は、そこに、存在の意義があるのである。
その有意義を無視し、放棄して、好んで、他と抗争をしようとする権力支配の盲者と成り果てるものが、歴史の中で、引き起こされるのである。
ここには、大乗経の仏教で、教えられている基本の考えである他を利するという概念【利他の精神】が。全くに、無視されているのである。協調でなく、闘争がそこに、生じるのである。
利他とは、キリスト教で言うならば、隣人愛の精神である。
宗教闘争でなく、政治的な闘争で、かってのドイツのヒットラーが、民衆を巻き込んで、これと同様な歴史的な過程を進み、大きな過ちを人類社会の秩序の破壊を巻き起したのである。
この狂信的な宗教的権力者と変質的、偏向的な政治権力が、相互に、緊密に、集合・結集連合した場合には、その社会は、圧倒的なその連合の権力によって、その社会が支配されてしまうのである。
これが、近年の自公政権に、潜む危険性が、十分に存在し、国民がそれを警戒し始めて来ているのである。
現代において、この危険的、偽善性のある自民の政治権力に、ぴたりと寄り添う宗教的権力志向性のある公明党・創価学会には、十分に警戒することが必要であることが理解されるであろう。
【参考リンク1】:【大乗仏教(Mahāyāna Buddhism)とは】:wikipediaより。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%B9%97%E4%BB%8F%E6%95%99
【参考リンク2】:【法華経とは:松岡正剛のブログより】
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1300.html
【参考リンク3】:【法華経とは:妙法蓮華經如來壽量品第十六(法華経):【創価学会、日蓮宗の経典】
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