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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu196.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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古賀氏らベテランは、膨れ上がった“小泉チルドレン”の粛清を
見通しているのだ。国民新党との連携もさぐって新たな保守再編か
2009年7月19日 日曜日
◆いよいよ自公政権の終焉! 7月18日 行政調査新聞
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=73:2009-07-18-11-51-24&catid=39:2009-07-09-03-13-14&Itemid=61
「生活が第一」路線で堅調な民主党には大躍進の可能性が
民主党が堅調だ。いや、都議選に引き続き大躍進の可能性がある。ここまで国民の間に共感を広げたのは、麻生“バカタロー”自民の敵失による浮上もあるが、決定的に作用したのは、ここ2年ほど小沢一郎前党首の主導で旗をふってきた「生活が第一」という基本路線だ。
民主党は、寄り合い所帯である。旧社会党系列の左派から旧民社党、自民党タカ派までの右派まで同居し、政治家個人の出身も労組から財界筋まで多様だ。小沢前党首は、これら「百花斉放」というべき主張の違いを超えて唱えられるスローガンとして、国民生活に足場を置いた。
貧富格差の拡大など、自民党内の「新自由主義派」が小泉内閣の改革路線で強行した政策により、日本にはかつてない苦難が従来の中間層を襲っている。これへの対抗軸として、「生活が第一」というスローガンとそれに基づく個別政策は、一部財界の支持も得た上、その下の中小企業経営者や業界団体、消費者団体に共感と関心を広げている。
難点は、政策実現のための裏づけが乏しい点だ。これは、ここ数年の間に自民党から移ってきたかつての与党政治家のベテランが引退し、政策スタッフも入れ替わってしまったからだ。「本当に政権担当能力があるのか?」−そんな声が当の民主党内からも聞こえてくる始末なのである。
更に問題なのは、国の基本にかかわる憲法や防衛、外交問題での党内不一致が際立っていることである。旧社会党系の議員は、「憲法9条の精神を守る」といい、若手を中心としたタカ派は「対北朝鮮先制攻撃」まで主張するという180度ことなる立場の政治家が同居している状況である。これでは、国民に対して責任をもった政権運営が出来るかどうか、不安そのものである。
こうした民主党内に存在する矛盾による自信のなさの現われか、多くの候補者が「一度は政権交代させてください」と訴えている。ずっと政権党でいるつもりは、ないのか? 無責任な話といえないのか
“捲土重来”をめざし意外にクールな自民党幹部たち
都議選を経たいま、自民党内で総選挙後に政権を維持できると考えているものは、まず存在しなくなった。ベテランたちは、スタッフも含めて「下野必至」の構えで選挙準備に入っている。
麻生首相がどうあがいても、自民党支持率が急速にアップしない。逆にあがけばあがくほど、内閣不支持率が上がり連立与党の公明党から冷たい視線を送られるようになっている。これに輪をかけるが如く、中川秀直氏を中心とした「麻生おろし」ののろしも上がり、いまや自民党内も自分の当落ばかりに踊らされる議員たちの軽挙妄動があふれんばかりの状況になってしまった。
その中で、さまざまな仕掛けを繰り返しているのが古賀 誠氏だ。党選対委員長として東国原宮崎県知事に出馬要請し、「総裁選出馬」発言を誘導して話題づくりとなった。これに連動して、橋下大阪府知事が東国原氏と連携する動きも起こり、政界再編の核が一時、生まれたような様相だ。
しかし、その後の東国原知事の軽率な言動から、最後には「出馬断念」に至る惨めな結末と都議選に於ける責任論の浮上で、古賀氏は「選対委員長辞任」という事態になってしまった。しかし、古賀氏周辺からはなんらの動揺や非難の声が聞こえてこない。
古賀氏の後援会幹部は、「これらの動きは、全て古賀さんの計算に入ってのこと」と言う。古賀氏自身も、決して自らの選挙区が安泰なわけではない。かつての自身の秘書で八女市長だった人物が民主党から対立候補になる。ここでは共産党が立候補を見送ったことから、この一騎打ちの趨勢が注目を集めている。
古賀氏はあくまでクールである。そして、こう述べているという。
「政権から一度下りれば、“バブル政治家”もきれいにすることができるだろう」
古賀氏らベテランの一部は、“小泉純一郎ブーム”の際に膨れ上がった“チルドレン”のの粛清を見通しているのだ。そして水面下では、かつて郵政造反で党を離れた国民新党グループとの連携もさぐって新たな保守再編を構想しているのだという。
こうした古賀氏らの動きの一方で、またしても森喜朗元首相らがテレビにも登場し、“キングメーカー”気取りの発言を繰り返している。みっともないこと、この上ない。
「もう森さんだの、山崎拓さんだのの時代は終わったんですよ。下野を機会にニュー自民党です。はっきり言って民主党連合政権は、基本政策が安定せず早番崩壊します。そのとき、国難を超える政策を実行し得る自民党中心の政権が広く支持されて再生します」(自民党派閥領袖の側近)
そんな計算で、保守再編がなるのか。いずれにしろ、隠れた動きに注目していくべきだろう。
“漁夫の利”狙いで虎視眈々の公明党と“保守本流”の種、国民新党
民主、自民を軸とした壮絶な政権争奪戦から一歩距離を置いたかのように見える党が、与党、野党の双方にある。公明党と国民新党だ。
公明党は、すでに長きにわたり自民党と連立政権を担ってきた。しかし、ここへ来て自民党に対する視線が冷たい。すでにイラクへの自衛隊派遣の頃から、支持母体である創価学会との確執を抱え、自民党をけん制するようになっていた公明党だが、今回の総選挙にあたっては麻生政権が打ち出す「景気対策」と一歩距離を置いた「生活重視」の政策を打ち出している。それは、まるで民主党の「生活が第一」と軌を一にするようである。
事実、本紙がつかんだ情報では、複数の選挙区で公明党の母体である創価学会が民主党候補の支援を行うのだという。候補者が創価学会員だという話もある。新進党にかつて所属した民主党議員である。
「公明党は、ちゃんと保険をかけているんですよ。支持母体の池田SGI会長筋からの至上命令で、今後、つねに与党であるべしという金科玉条もある。自民党といっしょに心中するつもりはないでしょう」(公明党関係者)
一方、国民新党は、郵政民営化反対グループである以外は、基本的に自民党路線の党である。そもそも、自民党内にあって小泉・竹中ブロックによる新自由主義政策推進の最たるもの、郵政民営化に敢然と反対することで、日本の保守政治の本道を守ろうとしたのである。
こうしたためか、ホンネに於いては民主党の現在のあり方に対しても批判的であるようだ。選挙協力をする一方、最高幹部の亀井静香氏はきびしい注文を民主党にも「(献金問題などで)不明朗な党内妥結をはかるな」といったようにつきつけている。その一方で、不正を隠蔽する民主党候補については、推薦しない態度をとっていると伝えられている。
こうした態度の国民新党は、自民党が“浄化”されるなら再度の連携、又は自民復党を図る可能性もあると見られる。現に亀井氏は、自民党の古賀氏と連携している節もある。一部で民主党などと選挙協力しながら、“次の次”を狙っているのだ。小粒ながらも筋を通そうとしている国民新党について、総選挙後にどう動くのか、注目していくべきであろう。
(私のコメント)
今日もサンプロで田原総一郎が森元総理を担ぎ出していましたが、森元総理がキングメーカーであった時代は終わっている。自民党に重鎮がいなくなったから「麻生おろし」が押さえられなかったのであり、森元総理はすでに調整能力が失われている。麻生総理が雇われマダムであるならば雇い主は誰かと言う事ですが、本来ならば小泉純一郎が自民党のボスであるはずだ。
しかし小泉純一郎は人望がなく派閥の長にもなれなかったし、自民党の重鎮にもならずに引退する。改革の風雲児だったのだからきれいに引退するのかと思えば息子の進一郎を国会議員に世襲させるというのだから化けの皮がはげてしまった。いわば今の自民党は船長のいない船であり、船頭多くして船丘に上がる状態だ。
安倍晋三も福田康夫も麻生太郎も小泉純一郎に抜擢されたエースですが、いずれも期待はずれに終わり、小泉ブームの再来は起こらなかった。この原因としては小泉純一郎の政策が本来の自民党とはかけ離れたものであり、地方からの反乱が巻き起こって参議院では少数野党に転落してしまった。
安倍、福田と小泉路線からの転換を模索していた部分もありますが、80名を越す小泉チルドレンはいわば自民党の紅衛兵であり、中川や武部や塩崎や加藤などは四人組として自民党の乗っ取りを考えていたようだ。ならばケ小平に当たる人物は自民党にいるのだろうか? それは自民党から追放されていた中にいるのですが、選挙の後に登場するだろう。
自民党は公明党との連立が長く続いて選挙においては公明党の協力がないと当選できない議員がたくさんいる。公明党はすでに民主党政権を睨んで連立を模索し始めている。創価学会になどはすでに民主党候補を応援すると言う動きがあり、一選挙区で三万票が相手候補に動けばその影響は大きい。衆院選挙でも東京都議会議員選挙の再演が繰り広げられるだろう。
自民党は野に下り公明党との連立は解消されて、小泉チルドレンは全滅すれば自民党をおかしくしてきた勢力がなくなり真正保守党として再生できるはずだ。その為には数年の野党生活が必要であり、官僚との利権の癒着も断ち切るには議員の総入れ替えに近い世代交代も必要だ。森元総理も山崎元幹事長も引退した方がいいだろう。
民主党もいろいろ火種を抱えた政党であり、外交防衛では時限爆弾を抱えている。だから民主党政権は長続きせず政界再編も起きるかもしれない。しかし小選挙区制の下では簡単に政党は鞍替えできないから大混乱が起きる。どうなるかは選挙結果次第ですが、どのような議員が誕生するのだろうか?
今の自民党の若手議員は世襲候補か小泉チルドレンばかりで見るべき人材がいない。ネット世代の新しい政治家が出てきてもいいのですが、ネットを選挙にも使わせないほどの古い体質から抜け出せない。民主党はネットに前向きですが民主党政権が出来たらネットを選挙に使えるようにして欲しいものだ。しかし国会議員のブログは屑ばかりで見るべきブログは少ない。
今度の衆議院選挙でも選挙区で誰が立候補するのかも分からない人が何を基準に選べばいいのだろうか。それはネットでしか候補の詳しい事は分からない。ネットを見ればある程度の選別は出来るが、相変わらず選挙カーで名前を連呼するだけの選挙しか出来ない議員がほとんどだ。これでは政治が変わるわけが無い。
ネットで献金が出来るようになれば少しは議員たちもネットに力を入れるようになると思うのですが、アクセス数から見て政治ブログを見る人も少なくgooブログランキングでも保坂展人議員のブログが上位にランキングされているだけだ。自民党議員や民主党議員は党の方にばかり顔が向いて国民に顔が向いていない。保坂議員のように小政党で個人で票を集めなければならないからネットに力を入れなければならないのでしょう。自民や民主の国会議員でもこれくらいの議員が出て欲しいものだ。
◆自民党混乱で居すわる「売れない主役」と探せない「売れる主役」 7月19日 保坂展人
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/f3b857b09d7d59b0ca95175a95470471
もし、前回の「郵政選挙」を演出した広告代理店やメディアの仕掛け人グループがいるとすれば、「売れる主役」の不在に頭を悩ませていることだろう。カメラを前にした演技力・表現力と政治ニュースのコントロールと舞台まわしの感覚の点で言えば「小泉純一郎」は天才だった。どんなに広告予算と大がかりなメディア戦略があっても、「商品」がなければ何も始まらない。もうひとつの問題は、「売れない主役」である麻生総理が、東京都議会議員選挙の惨敗後も、辞任も退陣表明もせずに「7月14日解散・8月2日(〜8日)」に決断しようとしたことに象徴的なように、客観的な状況よりも「散り際の美学」にこだわる人であることだ。
前回の郵政選挙では、自民党は分裂選挙をたたかった。その直前まで「野党陣営」は楽観的にこの騒動を見ていたことを思い出す。「自民党が分裂したら、民主党のひとり勝ちだ」と喜んでいた人もいたのを覚えている。しかし、わずか数日で状況は一変した。「自民党分裂・刺客騒動」がメディアの焦点となり、野党は枠外に追いやられた。今回は、4年前の苦い記憶があるから、まったく同じことは再現出来ないだろうが、自民党は自壊過程ですから「商品化」する才能のある仕掛け人を何人も抱えていることに注目し、警戒を怠らないようにしたい。
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