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ドキュメント・解散:鎮圧された「反麻生」 「署名10人以上減った」【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090718ddm002010065000c.html
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
両院議員総会の開催を求める自民党内の署名運動は17日、潮が引くように収束していった。
執行部の切り崩しに遭い必要な署名の確保が難しくなったためだ。
前夜、署名の上積みに動き回った中心メンバーの一人は「10人以上減った。
幹事長室が公認権や公明党の支援まで絡めて猛烈に恫喝(どうかつ)、切り崩しをやったからだ。
もう(必要数の)3分の1に乗せるのは簡単じゃない」と白旗を揚げた。
反麻生勢力は最後の抵抗を試みた。
午前10時15分、中川秀直元幹事長や川崎二郎元厚生労働相らが国会内の衆院議院運営委員長室を訪ね、小坂憲次委員長に解散の儀式となる本会議を見送るよう求めた。
小坂氏も署名に応じた一人だった。
中川氏は「解散になると議員の身分を失って両院議員総会が実現できなくなる」と指摘するとともに「委員長には中立的に判断してもらいたいので、お返しします」と小坂氏の署名を戻した。
小坂氏は「選挙の総括をする場が必要という気持ちは変わりない。
しかし、本会議は理事会で判断する」と答えるだけだった。
中川氏や加藤紘一元幹事長らはその後、党本部に出向き、細田博之幹事長らと激しくやり合った。
「なぜ両院議員総会から逃げるのか。
かつて自民党は土曜、日曜にそういう議論をしたことだってある」
「21日に両院議員懇談会を開くんだからいいじゃないか。
何時間もやると党のイメージが悪くなる」
議論は平行線だった。
同席していた大島理森国対委員長は「(21日の)本会議は決めさせていただく」と通告して部屋を出た。
昼過ぎ、党両院議員総会長の若林正俊参院議員は細田氏と記者会見し、21日午前11時半から報道陣に非公開で両院議員懇談会を開くと正式に発表した。
若林氏は「16日に署名を添えて開催要求がなされたが、確認すると3分の1の128人に満たないと判断した」と説明。
有効と確認した署名が最終的に何人分だったかは明らかにせず、本人が了承していない例や、いったん署名しながら撤回を求めた例があったことを明らかにした。
双方の主張は水掛け論に終わった。
この日午前10時に始まった閣議前の写真撮影で、麻生太郎首相の左隣には副総理格の与謝野馨財務・金融担当相が座った。
2人が目を合わすことはなかった。
解散署名に同意しないとの観測がくすぶっていた与謝野氏は、閣議後の記者会見で「議員総会か緊急集会か名前は別にして実質的に議員の声、総裁の心情が交わされるわけだから、喜ばしいと思う」。
署名活動の収束感が漂った。
午後2時半。
署名運動に取り組んできた「マニフェスト連合会議」の議員は党本部7階で記者会見に臨んだ。
塩崎恭久元官房長官は「残念ながら総会は開催されず、懇談会になった。
大臣2名を含めて100名を超える方々が署名した重みを考えなければならない」と注文。
世耕弘成氏は「誰が署名を取り下げたのか、具体的な説明のないまま一方的に不足だと言われたことは大変遺憾だ」と述べた。
麻生降ろしが鎮圧されての敗北宣言だった。
午後3時過ぎ。衆院議運委の理事会で21日午後1時に衆院本会議を開くことが正式に決まった。
小坂氏は「内閣が21日に衆院を解散するための閣議を開く予定であるとの確認ができた」と理由を語った。
午後4時前、自民党東京都連の内田茂幹事長(70)らが党本部に細田幹事長を訪ね、「挙党一致の行動」がなされない場合は「衆院選において重大な決意をもって臨む」との決議文を提出した。
都議選で落選した内田氏は「国会議員のさまざまな言動は国民に理解されていない」と苦言を呈した。
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