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昨日、オバマ政権下での米国の新自由主義について書いたら、同じような観点からノーベル経済学賞受賞のポール・クルーグマンさんが現地17日付けニューヨークタイムズに意見を寄せていた。その見出しがスゴイ。ゴールドマン・サックスの記録的な好収益発表が米国、日本、そして世界にとって何を意味することになるのか。これは、今後を考える上できわめ重要なコラムになるのではないだろうか。取り急ぎ、最後の部分だけ紹介しておこう。
The Joy of Sachs
(歓喜のゴールドマン・サックス)
http://www.nytimes.com/2009/07/17/opinion/17krugman.html?_r=1
The bottom line is that Goldman’s blowout quarter is good news for Goldman and the people who work there. It’s good news for financial superstars in general, whose paychecks are rapidly climbing back to precrisis levels. But it’s bad news for almost everyone else.(ゴールドマンの四半期好業績は、ゴールドマンとそこで働く人々には良いニュース。金融機関最大手全般にも良いニュース。こうした金融機関の給料は危機前の水準に急速に戻りつつある。しかし、これは、他の誰にも悪いニュースである。)
「他の誰にも悪いニュース」の「他の誰にも」とは誰のことか。一般米国民だけではない。日本も、世界の一般国民にとっても悪いニュースになるだろう。自分では生産的な活動をしない金融機関がこれといった規制も受けずに、米国政府、FRBの後押しを受けて再び世界に放たれることになるのだから。
追記:どなたか全体を日本語にしていただければと願うのだが。どなたもいなければ、時間との相談になるが、自分で挑戦してみるかもしれない。
「新自由主義と現実」 from 「湘南の片田舎から」
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2009/07/17/4438623
(阿修羅の「新自由主義や現実に対する笑っちゃうほどの無理解」の修正版)
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