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http://www.sanspo.com/shakai/news/090718/sha0907180507000-n1.htm
自民党の細田博之幹事長(65)は17日、党本部で記者会見し、総裁選前倒しを目指す中川秀直元幹事長(65)らが要求していた両院議員総会は開かず、21日の午前11時半から「両院議員懇談会」を行うと発表した。これで21日午後に麻生太郎首相(68)が衆院を解散することが事実上確定し、「麻生降ろし」は“ジ・エンド”に。ただ中川氏らは反発を強めており、懇談会は大モメ必至だ。 21日の懇談会は1時間程度で非公開の予定。麻生首相が一連の地方選挙敗北について見解を示した上で、衆院選に向け団結を呼びかける考えだ。首相はこの日夜、「しっかり(懇談会で)意見を聴かせていただいた上で、私の考えを申し上げたい。一致団結して戦うのが自民党の伝統。先頭に立って戦い抜きたい」と述べた。 議決権のない懇談会になったのは、党執行部や派閥リーダーらによる猛烈な切り崩し工作による。17日の細田氏の会見に同席した若林正俊両院議員会長(75)は、中川氏らが集めた両院総会開催を求める署名が「(必要な128人に)かなり届かない状況だと判断した」と述べた。 署名した議員も一枚岩ではなく、中川氏らの「倒閣派」、石破茂農相(52)らの「対話重視派」、与謝野馨財務相(70)や小泉チルドレンらの「選挙事情派」に分かれていた。執行部は最も多い選挙事情派を中心に工作を進めた。自由に発言する場を設ければ地元で「首相にこう言ってやった」とアピールできる。それでトーンダウンしていった。 17日午前の会見で与謝野氏は「名前は別として、大変大事なプロセスをとることは、それ自体喜ばしいこと」とし、また石破氏は「何が悪かったということをきちんと述べる場であることだ」と、ともに懇談会を容認する姿勢を見せた。 ただ中川氏らにこのまま引き下がる様子はない。細田氏の会見に先立ち、小坂憲次衆院議院運営委員長(63)を訪ね「解散を前提にした本会議開催は待ってほしい」と要請。小坂氏に「中立的な立場で判断したい」とソデにされると、さらに細田氏に両院総会を求め、懇談会も「2−3時間必要」と食い下がった。細田氏の会見に対しては「(両院総会開催から)逃げて選挙に臨むのは最悪の姿勢だ」と記者団に語った。 「懇談会」ながら雰囲気は「懇(ねんご)ろ」とはほど遠いピリピリ・ムード。自民党がこのまま“空中分解”してしまう可能性も出てきた。 |
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