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http://news.livedoor.com/article/detail/4255029/
離党は小泉チルドレン1人の情けなさ
2009年07月17日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●あれだけ騒いだ中川秀直元幹事長も腰砕け
麻生首相で解散・総選挙と、狂気の道を歩みつつある自民党。当然、反麻生議員を中心に「冗談じゃない」という声が出るのかと思ったら、離党を宣言したのは、小泉チルドレンの長崎幸太郎(比例代表南関東ブロック)1人だけだった。
「へえ、やるじゃないか」と褒めてやりたいが、この長崎の離党も情けない事情に起因する。要するに、「追い出された」のである。
長崎は05年の衆院選で立候補、郵政造反組で離党した堀内光雄元総務会長の「刺客」となった。結果は約1000票差で敗れたものの、復活当選。復党した堀内と次期衆院選の公認を争ったが、公認を得られず、中ぶらりんの状態が続いていた。
「そうしたら、先月半ば、山梨2区の党員に古賀誠選対委員長名で文書が送られてきたのです。長崎が渡辺喜美元行政改革担当相を勉強会に招いたことなどを取り上げ、“反党行為にあたる”と非難する内容です。長崎は抗議したが、古賀は“堀内は俺の派閥だから(公認は覆らない)”とそっけなかった。この瞬間、長崎は事実上、追い出されたわけです」(与党関係者)
どうしても山梨2区から出たい長崎にしてみれば、離党するしかなかった。「麻生ノー」じゃないのである。こんな長崎だから、離党会見でも「公認を求めてギリギリまで訴えたが、万策尽きた」と未練タラタラだった。
こうなると、本当に自民党は情けない。公然と麻生降ろしを口にしていた連中はどうした? 「何も行動を起こさないのか?」と問いたくなる。
「ひどいのが中川秀直元幹事長です。都議選惨敗を受けて、麻生首相に『名誉ある撤退』を迫ったくせに、14日午後、採決が行われる麻生首相の不信任案には反対する。言行不一致、口先だけ。もう、誰もついていきません」(永田町関係者)
理由を尋ねられた中川は「民主党政権は日本のためにならない」とか言い訳していたが、根性なしもいいところだ。親分格の中川にしてこうだから、後は推して知るべし。野党の不信任案への同調者はせいぜい、数人で終わりそうだ。
「結局、自民党議員は前回の郵政選挙で造反した議員のことが頭から離れないのでしょう。無所属でも勝てる自信があれば、党を割る。しかし、多くの議員は、自民党の看板で戦うしかない。これじゃあ、腰砕けになります」(政治評論家・有馬晴海氏)
それならそれで結構。麻生と一緒にドロ舟で沈むがいい。
(日刊ゲンダイ2009年7月14日掲載)
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