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内閣支持最低、16.3%=民主支持初のトップ−時事世論調査
時事通信社が9〜12日に実施した7月の世論調査によると、麻生内閣の支持率は前月比7.8ポイント減の16.3%と急落、昨年9月の政権発足以来最低となった。不支持率は同7.6ポイント増の64.2%。政党支持率も、民主党が1998年の結党以来初めて自民党を逆転した。東京都議選など地方選での同党連敗で示された麻生太郎首相への逆風が裏付けられた形だ。
内閣支持率が2割を切ったのは、3月以来。首相が自民党役員人事をいったん検討しながら断念し、指導力不足を露呈したことなどが、下落につながったとみられる。
政党支持率は民主が18.6%(同3.1ポイント増)で、自民は15.1%(同3.3ポイント減)。以下は公明4.6%、共産1.7%、社民1.3%、国民新0.2%。支持政党なしは55.7%だった。
「首相にふさわしい政治家」は、鳩山由紀夫民主党代表が34.3%(同0.3ポイント減)で、麻生首相の15.1%(同8.8ポイント減)を大きく引き離した。次期衆院選比例代表の投票先も民主が37.4%(同3.5ポイント増)となったのに対し、自民は19.5%(同5.3ポイント減)に落ち込み、差がさらに広がった。
望ましい政権の枠組みは、「民主中軸の非自民連立」が同2.9ポイント増の21.9%でトップ。以下は「自民、民主の大連立」19.8%(同2.7ポイント減)、「自公連立」14.0%(同0.2ポイント増)、「民主単独」13.8%(同0.1ポイント減)、「自民単独」6.7%(同1.8ポイント減)となった。
「次の衆院選で重視する政策」では、「年金・医療など社会保障」がトップで68.4%。「景気」61.7%、「財政再建」24.9%、「格差問題」23.8%が続いた。
調査は全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は66.3%だった。(2009/07/16-15:50)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071600589&j1
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